【巻き肩が引き起こす「4つの不調」とは?】座ったまま簡単!肩が本来の場所に戻る「巻き肩ほぐし」

 【巻き肩が引き起こす「4つの不調」とは?】座ったまま簡単!肩が本来の場所に戻る「巻き肩ほぐし」
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長沢美月
長沢美月
2022-11-13

長時間のデスクワークやスマホの使いすぎで、肩の位置が前に出てしまっていませんか? 巻き肩になると体にさまざまな不調を引き起こします。早めの対処でトラブルを未然に防ぎましょう。

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巻き肩が引き起こす負の連鎖とは

巻き肩になっていいことは一つもありません。巻き肩から引き起こる不調は大きく4つ考えられます。

①首こり・肩こり

試しに両肩の位置を前にずらしてみてください。肩と同様に頭の位置も前方へとスライドしませんか? 巻き肩を放置するとストレートネックになるリスクが増します。本来、首の骨は緩やかにカーブしていて、頭の重さを支えられるようになっています。ところが、ストレートネックになってしまうと、頭の重さを支え切れなくなり首や肩への負担が増してしまいます。その結果、ひどい肩こりや首こりにつながってしまうのです。

②疲れやすい

巻き肩になると肩が内側に入るため胸の筋肉が縮みます。すると肺が圧迫されて呼吸が浅くなってしまいます。呼吸が浅いと酸素が体全体に十分に行きわたらず、疲れやすくなる原因になります。

③見た目が悪くなる

肩の位置が前に出て背中が丸くなっていると元気がないように見え、実際の年齢より老けて見られる可能性もあります。

④気分が落ち込む

見た目印象が悪くなると気分も落ちていきます。また、人は落ち込んだ時さらに猫背になり肩も巻き肩になります。姿勢が感情を誘導し、反対に感情も姿勢の悪さを誘導するのです。

毎日続けたい!巻き肩解消ほぐし

巻き肩がひどい場合、一回では大きく変わりません。ぜひ継続して行ってくださいね。

ボールを使ったマッサージ

①ボールを鎖骨の下に当て、うつ伏せになります。

ボールほぐし
photo by Mizuki Nagaswa

②そのまま肩を左右に揺らします。。痛ければ動かずにそのままでキープでもOKです。反対側も同じように行いましょう

胸を開くストレッチ 難易度★

①片手を横に伸ばし手のひらを上に向けます。反対の手で鎖骨下の外側を抑えます。

胸開くストレッチ
photo by Mizuki Nagaswa

②伸ばした手を後ろに引きます。腕や胸がストレッチされている感じがあればOKです。

胸を開くストレッチ 難易度★★

正座から体の後ろで両手を組み、結んだ両手をグッと下げていきます。

胸開くストレッチ
photo by Mizuki Nagaswa

②余裕のある場合は、頭も後ろに下げていきましょう。この時下げるのは頭だけで、上半身は下がらないようにします。

③そのまま呼吸をしましょう。胸にあるペンダントの位置を天井方向へ上げるようなイメージで行うとわかりやすいと思います。

④頭を戻しつないでいた手を離し、体の前と後ろでパチンパチンと数回叩きます。体の後ろで叩く時も前で叩いているところと同じくらい、なるべく高い位置で叩けるようにしましょう。

胸開くストレッチ
photo by Mizuki Nagaswa
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長沢美月

長沢美月

アルカリストダイエット創始者。自分自身が何をやっても変わらない体型に悩み、ダイエットに890万円以上費やし、身体を変えた経験からオリジナルメソッドを構築。体型に悩む女性をゼロにする。という夢に向かい、20代から60代まで幅広く、健康美を作り上げている。 2021年まで日本テレビ『ズームイン!!サタデー』のキャスターとして活動。 Instagram:@mizuki_yoga_、@mizuki_@mizuki_0212



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胸開くストレッチ
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