理学療法士が考案!ガチガチのもも裏【ハムストリングス】が劇的に柔らかくなる「2分間ストレッチ」

 理学療法士が考案!ガチガチのもも裏【ハムストリングス】が劇的に柔らかくなる「2分間ストレッチ」
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堀川ゆき
堀川ゆき
2022-04-28

理学療法士の堀川ゆきさんが、もも裏の筋肉「ハムストリングス」を劇的に柔らかくする簡単ストレッチのやり方を解説します。

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ハムストリングスとは?

ハムストリングスとは、ももの裏側にある、お尻の坐骨から膝の裏までの長い筋肉です。ハムストリングスは3つの筋肉の総称です。脚を後ろに引いたり、膝を曲げたりといった動きの際に働きます。
また、ハムストリングスは最も肉離れを起こしやすい部位としても有名です。ハムストリングスが硬いとそのような怪我のほか、姿勢にも悪影響が出たり、腰痛の原因になることも多いです。

もも裏の硬さチェック

まず立って、上体を前屈して指先を床に近付けてみましょう。リハビリ現場やパーソナルトレーニングでも頻繁に行う、FFD(finger-floor-distance:指床間距離)というテストです。

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立位前屈

指先が床に届きますか?届かないという人は黄色信号です。また、前屈の際にもも裏のつっぱりを最も感じるという人も、これから紹介するストレッチを是非実践してくださいね。

こんな人にオススメ

チェックテストで異常が無かったとしても、もも裏のストレッチは次のような人にお勧めです。

・前屈が苦手
・長座で座れない
・腰痛がある
・坐骨神経痛がある
・もも裏がよく攣る
・もも裏の肉離れを起こしたことがある
・デスクワークが長い

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AUTHOR

堀川ゆき

堀川ゆき

理学療法士。ヨガ・ピラティス講師。抗加齢指導士。2006年に渡米し全米ヨガアライアンス200を取得。その後ヨガの枠をこえた健康や予防医療に関心を持ち、理学療法士資格を取得。スポーツ整形外科クリニックでの勤務を経て、現在大学病院にて慢性疼痛に対するリハビリに従事する。ポールスターピラティスマットコース修了。慶應義塾大学大学院医学部博士課程退学。公認心理師と保育士の資格も持つ二児の母。



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