ヨガポーズの補助をされたら?|アシストが生み出す魔法【ヨガハワイマガジン】

 ヨガポーズの補助をされたら?|アシストが生み出す魔法【ヨガハワイマガジン】
Patrick Kelley
広告

3つのアシストタイプとは

ヨガクラスでのアシストは大きく分けると、「方向を伝える」「安定させる」「深める」の3つのタイプがある。方向を伝えるアシストは、動的なエネルギーの方向に沿って体を誘導するものだ。ヨガティーチャーは、生徒の体の部位に手を添えて動作の方向を伝える。例えば椅子のポーズでは、ヨガティーチャーは腰の両側にこぶしをあて、中心に向かって押し合い、さらに下に押し下げることでポーズが深まるようにサポートするだろう。方向を伝えるアシストは、ポーズの基本動作を促すために行われる。

安定させるアシストは、関節の正しい位置を確かめながら手と足と体幹の位置も調整し、土台からポーズを組み立てるように促すものだ。土台づくりをサポートしながらアライメントを整えると、体は安定する。体が安定すると、より楽に呼吸が行えるようになる。ヨガティーチャーは、生徒の足の縁を床に押し付けたり、足の指先を広げたり、下腹部を中に引き入れて尾骨を下げるように働きかけたり、特定の筋肉を強く使うように促す。例えば戦士のポーズIIを安定させるために、指導者は片方の手で生徒の右足首の上に右ひざの位置を調整して地面に根付かせ、もう片方の手は右ももの付け根にそえるだろう。このアシストにより、大腿骨が骨盤で安定するのだ。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

by Jessica Stein
Translation by Sachiko Matsunami



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

アシスト