米国不妊症事情「こどもが欲しい!でもできない!」ストレスが原因?

 米国不妊症事情「こどもが欲しい!でもできない!」ストレスが原因?
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まとめ

アリス・ドマールは、自分の研究のなかで参加者たちにヨガを勧めているが、それはただリラックスのためだけではなく、自分の体をもっと大事にすることができるよう、体とのつながりを確立してもらうためでもある。参加者たちは、妊娠したいのにできないことで体にたいして怒りを感じている人も多くいるからだ。ドマールはまたパートナーヨガも勧めている。セックスはしばしば感情的に激しいものになることがあり、妊娠できなかったという失敗とも関連づけられてしまうこともある。そのため、カップルには性的でないやり方でも体を一緒に動かしてほしいと考えているのだ。


適切な栄養摂取、十分な睡眠、健全な人間関係、ポジティブなボディイメージの維持など、人は全身的な健康状態が良くなると、妊娠確率が飛躍的に上がる。これはいい報せだ。もっといい報せもある。こうしたさまざまな道具を活かして生活を新しく変えていったカップルは、しばしば新しいライフスタイルを発見することもあるのだ――彼らのところに赤ちゃんが来るために役立つだけでなく、彼ら自身ストレス負荷が少なくなり、忍耐強い親になるのを助けてくれるようなライフスタイルだ。「ヨガが原因で妊娠したのかどうかは分かりませんが、ヨガは私たちの緊張感やフラストレーションを減らすのに大いに役に立ってくれました」とマリア。「私たちはヨガに出合えて本当に良かったと感謝しているんです」マリアは出産後もヨガプラクティスを続けているという。「働きながらの母親業で、しかも家でも仕事をしようとしているので、どうしてもストレスもありますし、まいってしまいそうになることもあります。そんなときヨガが助けてくれます。もうヨガのない生活は考えられません」

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Text by JUDITH HANSON LASATER
Translated by Miyuki Hosoya



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