【痩せにくい人はここが縮こまってる】伸ばすだけ!ぽっこりお腹の人の腹直筋・腸腰筋を刺激するポーズ

 【痩せにくい人はここが縮こまってる】伸ばすだけ!ぽっこりお腹の人の腹直筋・腸腰筋を刺激するポーズ
Getty Images
須藤玲子
須藤玲子
2022-09-18

生活習慣、運動不足、加齢…ぽっこりおなかの原因は様々ですが、猫背など、姿勢の乱れが加わると更に脂肪がつきやすくなると言われています。今回紹介するのは、運動嫌いな人でも安心!伸ばすだけでぽっこりおなかを解消するヨガポーズです。たるんだお腹が気になる人は、早速やってみませんか?

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ぽっこりお腹の原因&手軽な解消法とは?

座りっぱなしの姿勢が続くと、知らず知らずのうちに前かがみの姿勢が定着して猫背になり、お腹の前側の筋肉(腹直筋)がゆるみやすくなります。それだけではなく、上半身と下半身を繋ぐ筋肉(腸腰筋)が固まり、血流やりンパも滞ってしまいます。

腹直筋
イラストAC
腸腰筋
イラストAC

この状態が続くことがぽっこりお腹の原因のひとつと考えられています。たるんだり、固まったりして衰えた筋肉は、伸ばすことで刺激され、活性化されます。お腹を伸ばすことは、運動が苦手な人、筋トレが続かない人にこそおすすめの、手軽で効果的な痩せメソッドなのです!

腹直筋・腸腰筋を刺激してぽっこりお腹解消する「アザラシのポーズ」

今回紹介するのは「アザラシのポーズ」。
たるんだお腹(腹直筋)や縮んで硬くなった足の付け根の筋肉(腸腰筋)を程よく刺激し、お腹痩せに効果的です。また腰まわりの血流がよくなるので、腰痛の緩和にもおすすめです!

やりかた

1)腰幅より広めに脚を開いたうつぶせになる

うつぶせの姿勢
photo by Reiko Sudo

2)肘を肩より少し前の床につく。肘下で床を押し、背中と腰を伸ばしながら上体を起こす

肘をついてうつぶせから上体を起こす
photo by Reiko Sudo

3)腰まわりの違和感がなければ、手のひらを床に下ろして肘を伸ばし、上体を支えてキープする。膝下を浮かせた方が楽なら膝を曲げて行う

アザラシのポーズ
基本のアザラシのポーズ photo by Reiko Sudo
膝を曲げたアザラシのポーズ
膝を曲げたアザラシのポーズ photo by Reiko Sudo

ポイント

恥骨、骨盤が浮かないようにしっかり床に下ろし、ゆっくり10回ほど呼吸します。ターゲットの、お腹や脚の付け根に伸びを感じられればOK!視線を上に向けると胸が大きく広がります。また、手の位置を自分に近づければ、お腹への刺激が強くなります。ただし、腰に負担がかかりやすくなるので、腰痛がつらい時はやらないこと。

アザラシのポーズのアレンジ
 photo by Reiko Sudo

きついと感じたら、肘をついたままでも大丈夫です。呼吸が苦しくならない体勢を保ちましょう。呼吸を深めリラックスすること、それもまた、痩せ効果を高める大切な要素の一つですよ!

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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