【クラスの場所取り】どうやって私がクラスの最前列でヨガをするようになったのか?

 【クラスの場所取り】どうやって私がクラスの最前列でヨガをするようになったのか?
YJ US
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最終的に後列から最前列に落ち着きました

旅行のために3ヶ月間の休暇を取ったときには、すでにヨガを数年間にわたって続けていました。旅から戻ると、トイレと時計の脇にある地味な後方に座わるようになりました。まるで照明と壁の間を通る露出したダクトのように、私はすっかり影の存在になっていました。私だけすっかり上腕三頭筋が硬くなり、そして考え方も萎縮していたのです。すっかりだらけた自分にがっかりしました。

「うー、ドルフィンポーズ(イルカのポーズ)も上手くできない。無造作ヘアにしてもなんて綺麗に見えないの?恐竜のタトゥーでも入っていたらいいのに。20代の頃の凹んだ脇の下が恋しい。そうよ、私はカラスのポーズはもうできなくなっちゃった。着てるヨガパンツはどこのブランドだっけ。まだ私横たわることができるんだっけ?あとどれくらいでレッスンが終わるの?あとどれくらい?」

こんなことばかり考えてしまうのは、私が隠れてばかりで努力をしなかったからです。努力をしなかったから、隠れているような気持ちになったのです。数ヶ月過ぎて、ようやくそんなことを考えても意味がないことに気がつきました。

私は中学生の時に落ちこぼれ気味で、母がある日学校の先生と電話で相談し、最前列の席に移動することになりました。すると先生の目も行き届きやすくなり、自分でも少し楽になったのです。そこで当時と同様のアクションを起こすことに決めました。ヨガマットを最前列に敷いて座り、自分の目標について考えたのです。

唯一のプロテクションは自分の体の後ろに置いたポールのみでそれは電気のスイッチよりも少しだけ幅広な程度でしたが、自分のすぐ後ろに人がこないようにするのには十分な役割を果たしてくれました。

そして素晴らしいクラスに恵まれました。集中的でまとまりがあり、やりがいのある内容でした。アクアブルーの壁以外自分の前には何もない状態で、目移りしやすい私が集中することができるようになりました。また光が当たるところで周りにも見られているという意識から、努力をすることができるようになったのです。だから最前列にいるようになったわけです。たとえ周りの人が私の大きなお尻をじっとみていることを想像すると良い気持ちにはならないものの、最前列でプラクティスしたほうが自分にとって良いと思ったからここに留まることに決めたのです。私は家では誰にも見られていないのでヨガのいわゆるプラクティスはしません。自宅ではマットの上に寝転がって10分ほどTwitterを眺めますがそれが私の「プラクティス」です。ヨガ続けるためにはやはり社会的プレッシャーが多少必要なのです。

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Translated by Hanae Yamaguchi



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