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アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記 【非日常的な日常編♯16】
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一通り屋台を見終わった後、場所を移すことに。この日の目的地は、もう一つありました。それは、火葬場。インドでは、遺体を火葬して遺灰をガンジス川に流す風習があります。ヒンドゥー教徒の埋葬方法としては最良のものであり、輪廻の苦しみから抜け出すことができるとの説があります。僕が滞在したプリーという町は、ガンジス川から遠く離れていますので、海に遺灰を撒くようです。火葬場は、ビーチから道路を挟んで向かいの場所にありました。歩いて5分もかかりません。観光客がごった返すビーチの目と鼻の先で、一日中火葬が行われています。
お寺の門構えのような脇を通り抜けると、少し開けた場所に。ただの空き地といった感じで、周辺の地べたには牛がパラパラと腰を下ろしています。一見どこにでもあるインドの日常風景ですが、ここはもう、火葬場。最初、人が寝ているのかと思ったくらい、自然に遺体が置かれています。何ヶ所かに敷き詰め置かれた木の枝は、遺体を燃やす薪。僕たちのように、どこか後ろめたい好奇心を持った、外部の人間も居合わせることができます。
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