お腹のリンパを気持ちよく流す【座ったまま簡単】便秘やぽっこりお腹に効果的！お腹マッサージ法

免疫力アップを狙うなら「お腹のマッサージ」

お腹に触れた時、ひんやりと冷たい・硬いと感じたことはありませんか？他にも次の項目に心当たりがある場合、お腹のリンパ液の流れが滞っていることが考えられるかもしれません。

お腹のリンパ液の流れ：チェックポイント

● みぞおちに指が入らない/指を入れると痛い
● ヘソのまわりを押すと硬い/ヘソの下が冷たい
● キツい衣類や下着をつけることが多い

お腹のリンパ液の流れは、便秘・食欲不振といった消化器系の不調や、婦人科系の悩み、ウエストまわりのサイズ感などと関係があると言われています。これらの悩みがある方は、お腹を温めたりマッサージをしたりしてケアしてあげるのも有効な対策になるでしょう。

また、お腹のマッサージは免疫をつかさどるリンパ球が多く存在する腸の働きにアプローチすることで免疫力アップにも効果を期待できます。

座ったままでOK！お腹マッサージ

今回は座った姿勢でマッサージする方法をご紹介ますが、起床後や就寝前などは仰向けで寝たまま行ってもOKです。

STEP1：みぞおちをほぐす

＜やり方＞

１）あぐらの姿勢で座り、骨盤を立て、左右の坐骨（お尻の下のほうにある尖った骨）に均等に体重を乗せる

２）手の人差し指と中指、薬指の三指をみぞおち（お腹の中央よりやや上、肋骨の下あたりにあるくぼみ）に当てたら指をごく軽く入れ込み、優しい力加減でグリグリと10～20回ほどほぐす。みぞおちに指が入りにくい場合は、上体をやや前かがみにしてみてもOK

STEP 2：肋骨のきわをほぐす

＜やり方＞

１）左手の三指を左肋骨の上部にあて、骨のきわに沿って下部へと5～10回ほどほぐし進める。骨のきわは凝りやすいため、骨の位置を確認しながら優しくほぐしていきましょう

２）ハの字になった肋骨の先までほぐしたら、反対側も同様に行う

STEP 3：お腹全体をほぐす

＜やり方＞

１）手のひらを使って、お腹全体をほぐす。手の力を抜き、おヘソのまわりに円を描くように優しくさするイメージで行いましょう。最初はおヘソのまわりに小さな円、それからやや大きな円を描くようにすると◎

２）時計まわり・反時計まわりの両方行う。いずれも5～10回程度。

お腹のマッサージは洋服の上から行ってもOK。ただし、食後すぐにマッサージをすると消化不良の原因になることもあるので、2～3時間は空けてから行いましょう。