朝の「むくみ顔」をすっきりさせるヨガポーズ3選｜前日の行動をあれこれ後悔するその時間を使って

朝の顔がむくんでしまう原因は、ひとつではありません。

例えば、前日の飲酒。アルコールの利尿作用によって体内の水分が減ることで、リンパの流れが滞ります。それに加えて、塩気の多いつまみの摂取。アルコールを飲んでいないとしても、水分＝むくみの原因だと極端に飲むのを控えることが逆効果になる場合もあります。

あとは、運動不足や首・頭皮のこりなども血行を悪くして、顔周辺のめぐりを滞らせることがあるでしょう。

また、そもそも寝ているときというのは、重力の関係で顔に水分がたまりやすいとも言われていますので、朝の顔がむくんでしまうのは珍しいことではないのです。

それなら、むくみ顔に肩を落とす代わりに、次のヨガのポーズを取ってみてはいかがでしょうか。

朝のむくみ顔をすっきりさせるヨガポーズ3選

顔のむくみをすっきりさせたいときにオススメなのは、頭を心臓よりも下げて、上半身の血のめぐりをサポートする効果に期待できるヨガのポーズ。

普段から、約5kgもある重い頭を支える首や肩を解放してくれるポーズでもあるので、顔周辺の血行が促進されるでしょう。

ピラミッドのポーズ

頭を心臓よりも下にするだけではなく、静脈や動脈、リンパが流れる股関節まわりを柔軟にしてくれるポーズ。

＜プロセス＞

両足を大きく開いて立ったら、背筋を伸ばしたまま上体を倒し、顔の下に両手をついて前屈を深める。

姿勢が安定したら、頭頂部を床につけて両手はそれぞれの足首をつかむ～呼吸を5回繰り返す。

→太ももに力を入れて姿勢を保つ

このポーズが難しい方は、手を床についた姿勢でキープしましょう。

ウサギのポーズ

首の緊張を解放し、頭部の血流をスムーズにするポーズ。こり固まった肩をほぐすのにもオススメです。

＜プロセス＞

正座になり両手を体の前についたら、額を床につけてゆっくりとお尻を持ち上げる。

頭頂部に体重を移動させたら、体のうしろで両手を組んで天井方向に持ち上げる～呼吸を5回繰り返す。

→首をグラグラと動かさないこと

→額ではなく頭頂部で体重を支え、首のうしろの気持ちいい伸びを感じられるように

鋤（すき）のポーズ

足の位置が頭よりも上になる逆転のポーズ。

体内の老廃物を押し流したり、首・肩のストレッチができたりするため、顔だけではなく体のめぐりをよくする効果に期待できるでしょう。

＜プロセス＞

仰向けになり足を揃えたら天井方向へ伸ばし、両手で腰をサポートしながらお尻と背中を持ち上げて、つま先を頭の先につく。

→両手のひらを下に向けて、体の横に戻す

両手を組んで、ひじを伸ばす～呼吸を5回繰り返す。

→二の腕に体重を乗せ、首に負担がかかり過ぎないようにする

→ひざの裏をしっかりと伸ばす

つま先が床につかない方は、ヨガブロックや厚みのある本などを頭の先に置いてみてください。

朝の顔のむくみは時間の経過とともにすっきりとしてきますが、「少しでも早くなんとかしたい！」という日は、これらのヨガポーズを取り入れてみてはいかがでしょうか。