占い依存と恋愛中毒に共通するもの|人生のエッセンスと盲従の境界とは#やめられない理由

 占い依存と恋愛中毒に共通するもの|人生のエッセンスと盲従の境界とは#やめられない理由
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自己決定権を取り戻すための3つの方法

1. 少数の対象に依存するのではなく、多くの対象に少しずつ依存しましょう。

2. 自分の日常の些細な欲求に耳を傾け、それを自分で満たせるようになりましょう。
(例1)ランチの時間になったからと言って自動的に食べるのではなく、自分に問いかけてみましょう。
、どれぐらいお腹が空いてる?」
、本当に食べたいものは何?」
、どれぐらいの量を食べたい?」
感じてみて、なるべく自分のタイミングで自分の欲しいものに近いものを探してみましょう。

(例2)両足で立ち、自分の体に問いかけてみましょう。
、どこをどんな風に動かしたい?」
感じてみて、なるべく動かしたい場所を動かしたいようにしてみましょう。

自分の欲求を把握できるようになってきたらそれを実行に移し、他の人にもそれを伝えられるようになると良いでしょう。また、人間関係に関することや、他の人にも影響するような行動の選択や決断にも、無理のない範囲で少しずつチャレンジしてみましょう。

3. 「不安や恐れから逃げ出したい」「孤独が怖い」「他の人に決めてほしい」「現実から目を背けたい」「誰かに『大丈夫』と言ってもらいたい」など、どんな気持ちにもOKを出しましょう。ネガティブな気持ちだからと抑えつけず、解放してみてください。そして誰か、その気持ちを聞いてくれる人を探して話してみましょう。1. で書いたように、できれば一人ではなく複数の人に話してみましょう。

自分の人生という名のハンドルを他人に委ねず、自分で運転する、という喩えがあります。たまに車を降りて誰かとおしゃべりしたり、道を聞いたり、給油を助けてもらったりするのは構いません。どんどん頼ってみましょう。ただ、最終的にやはり運転するのは自分です。たまに誰かに運転を交代してもらいたい時があるのも確かですが、任せっきりにして知らない道に迷い込んでしまう前に、ハンドルを握りなおして再出発しましょう。
 

ライター/佐藤彩有里
国家資格キャリアコンサルタント/バルーン・コンサルティング代表/高輪こころのクリニックカウンセラー/MBTI®認定ユーザー/龍村ヨガホリスティックヘルスコンサルタント/ASK依存症予防教育アドバイザー/A/CRA/FT ASIA事務局
企業での社内・社外相談や個人向けキャリアコンサルティングで多くの方の悩みに寄り添っており、嗜癖行動や依存に関するカウンセリング実績も多数。

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