「助けて!」が言えない人へ…ストレス社会を生き抜く簡単な方法

 「助けて!」が言えない人へ…ストレス社会を生き抜く簡単な方法
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南 舞
南 舞
2019-11-29
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相手からヘルプを求められた時は?

もし相談を受けた時は、まずは「うんうん」と相談してきた人の状況を優しく聞いてあげてください。悩みを相談された時、私たちはどうしても「解決してあげなきゃ」とか「アドバイスしなきゃ」と思ってしまいがちですが、良かれと思ってしたアドバイスが逆に相手を傷つけてしまうこともあります。実際のところは、話を聞いてもらえただけで楽になったり、方向性が見えてくることも多いのです。もし話の内容が「重い…」とか「自分では受け止めきれない…」と思ったら無理して受け止めようとしなくて大丈夫。「勇気を出して話してくれてありがとう」など敬意の言葉を掛けた上で、カウンセリングなどの専門機関を勧めてあげてみてください。

誰かに頼る、助けを求めることで、自分では見えてこなかった景色が見えてきたり、新しい発想が生まれ、結果的にそれが自分自身を助けることに繋がるでしょう。まずは勇気を出して身近な人に悩みや困りごとを話すことから始めてみてくださいね。

ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。Instagram: @maiminami831

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