風邪を予防しよう！殺菌&免疫力を高める「自然のお手当てフード」って？

自然のお手当てフードで風邪対策

風邪の予防対策には、風邪の原因であるウイルスに対する抵抗力・免疫力を高めることが大切です。からだや胃腸が疲れていると、ウイルスも入ってきやすいので、基本的には十分な睡眠と、風邪予防に働きかけるバランスの良い食事を心がけることが大切です。また、からだが温まり、血液の循環がよくなると、免疫機能があがるといわれて言われています。ちょっと体調が優れないなという時は風邪予防に良い食べ物を使った温かいメニューを食べるようにし、からだを冷やさないように心がけましょう。

腸内環境を整えて免疫力を高める

からだの免疫細胞の6～7割が腸内に存在すると言われるほど、腸と免疫力は密接に関わっています。これらの免疫細胞は、口を通して体内に侵入してきた病原体である細菌やウィルスの働きを食い止める役割をします。腸内の免疫細胞は、良質な善玉菌によって強くなります。腸内細菌の働きを良くし、免疫細胞の活性化につながれば、免疫力を高めることになります。

冬食材『根菜』で、風邪予防＆免疫力UP

食物繊維は、腸内細菌を活性化させ、腸内環境を整えるるために不可欠なもの。食物繊維は小腸で吸収されずに大腸に向かい、善玉菌といわれるビフィズス菌を増やすエサになります。善玉菌は腸管運動を活発にし、免疫力高め、風邪の予防をサポートする効果があります。

冬野菜は寒さの中でゆっくりと育つため、甘味が増して、栄養価が凝縮されています。大根、人参、ごぼう、蓮根、しょうが、長芋などの根菜には主にビタミンCやカリウム・食物繊維といった栄養素が多く含まれています。温野菜にしたり、スープにしたりして、からだの内側から温まる食事を心がけましょう。

からだがポカポカ温まる「梅醤番茶」

日本古来から伝わる伝統的な飲み物「梅醤番茶」をご存知でしょうか。ちょっと体が疲れたとき、風邪気味のとき、からだを温めたいときにおススメです。塩分濃度が高く殺菌作用のある梅干しと、からだを温める番茶と生姜、発酵食品である醤油を合わせた、マクロビオティックでは万能薬とされる飲み物です。

からだポカポカ「梅醤番茶」の作り方

材料
・三年番茶
・梅干し1個 
・生姜のすりおろし　適量
・お醤油 数滴(お好みで)

作り方
お湯で煮出した三年番茶に、梅干しを1個入れて潰して、お醤油を数滴垂らして出来上がり。熱いうちに飲みましょう。風邪予防に効果的な食べ物を使い、からだを整え、手軽に作れる自然のお手当て法です。

免疫UP！マヌカハニーで風邪予防

 マヌカハニーは、風邪やインフルエンザなどのウイルスを抑える働きがあるといわれています。特に喉の痛みがある場合は、マヌカハニーを摂取すると痛みを緩和してくれる効果が期待できます。マヌカハニーには抗菌作用のほかにも、さまざまな栄養成分が含まれており、ビタミン群やミネラル、アミノ酸なども豊富に含有しているので、栄養補給にも適しています。濃厚でキャラメルのようなマヌカハニーはそのまま食べたり、ヨーグルトなどにかけたりして取り入れましょう。

手軽にケアできるスプレータイプも登場！

また、最近お気に入りなのが、スプレータイプで手軽に取り入れやすいmade of Organicsの「マヌカハニー+カモミールスプレー」です。配合されているマヌカハニーやプロポリス、アイビーエキス、エキナセアエキスは、免疫力UPの効果が期待できる天然成分です。プロポリススプレーにありがちなイガイガ感がなく、オレンジ風味で美味しく摂取でき、持ち運びできるので、隙があればシュシュっと摂取できるお手軽ケアにオススメなアイテムです。

風邪予防になる栄養素を普段から多く取ることで免疫力や抵抗力を上げる手助けになります。季節ごとの暮らしの中でその時期の食を楽しみながら、四季の移り変わりを五感で感じてみるのも素敵な時間です。からだと心の栄養をとりいれ、冬の時期を元気に過ごしましょう。

ライター／佐藤舞
豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。

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