タイ・バンコクのヨギに人気！インスタ映え「オーガニックスポット」をレポート

バンコクのヨギから人気のPatom

今やオーガニックなものを求めるライフスタイルは、質の高いものを追求する世界中のヘルスコンシャスな人々の間では当たり前になってきました。先月ヨガの撮影のお仕事で訪れたタイも例外ではありませんでした。大学時代からの友人で、バンコク在住10年目で健康マニアのお友達に"今バンコクのヨギたちやヘルスコンシャスな人たちに人気のオーガニックスポットはどこ？”と聞いてみたら、迷わず“「Patom（パトム）」だね！"と言われたので、これは行ってどんなところなのか確かめるしかない！と思い、早速行ってみました。

Patomは、バンコクでも日本人が多く住み、日本食やスーパーなども多い高級住宅街Tonglor（トンロー）エリアにあり、静かで落ち着いた雰囲気の場所に位置しています。駐車場に車を停めると、綺麗な花や緑の木々に囲まれた大きなガラス箱のような近代的なPatom Organic Livingの建物が、すぐ目に止まりました。

入り口の細い道を歩くと綺麗な中庭まで続いており、途中には様々なワークショップを行う屋根付き野外会場や、休憩したりお茶もできるスペース、蓮の花が浮かぶ小さな池があります。インスタ映えするスポットなので、そこで写真を撮っている人もいるようでした。 

Patomのルーツ

1962年にオーナーさんの祖父母たちがNakkorn Pathom地方のTa-Chine川沿いの土地を購入したことがきっかけに。その場所は後日、Samporan Riversideという観光名所になるのですが、IFOAM（EUやカナダのオーガニック農場のスタンダードを満たした）農場で、ハーブや、フルーツ、野菜を栽培し始めたそうです。その後、自社農場やその周辺のオーガニック農場から仕入れた最高品質の材料を、伝統的な知恵と現代的なメソッドを組み合わせて作ったオーガニック商品を販売することになります。

Patomのコンセプト

「patom」とは「始まり」や「最初の」と言う意味で、「食べ物からボディケア製品を含む製品全てを社内で生産する」がコンセプト。財団と協力して最も質の高いオーガニックな材料を集めて商品化しこのPatom Organic Livingなどで販売、売り上げ３％をSookjai Foundationに寄付するという仕組みで財団に還元しているそうです。

Patomのオーガニック商品ライナップ

商品のライナップも充実しており、お店ではオーガニック野菜からデザート、ドリンク、ボディケアが購入できますし、ボディーケア商品はシャンプー、リンス、ボディーウォッシュ、ハーブボールやスクラブなど種類も豊富で親切なスタッフに使い方を聞いたりお試しができます。

私も早速色々試してみて、Mon Rose Salt Scrub（モンローズソルトスクラブ：370バーツ＝約1300円）とJasmin Rice Body Scrub（ジャスミンライスボディースクラブ：550バーツ＝約1900円）を購入して、今お家で使っています。タイならではのMon RoseとJasumin Riceを使用しているのでほのかな香りも良いですし、お肌がツルツルになるのでお気に入りです。何よりオーガニック製品は安心して使えるのが良いですし、お土産にも喜ばれますよね！

Patomのオーガニックカフェ

お店の中にはカフェが併設されており、オーガニック野菜で作ったサラダから軽食、お茶、コーヒ、デザートなども充実しております。このカフェは地元の方はもちろん海外からもこのカフェを目当てに訪れる観光客が多く、すぐに売り切れてしまう物もたくさんあるそうです。

私が着いた時間は午後２時ぐらいでしたが、限定ランチも人気のオーガニックハーブティーも売り切れでした。この日頼んだのはオーガニックココナッツミルクコーヒーとMon Roseのハーブティー、そしてキャロットケーキを頂きましたが、どれもとても美味しかったです。日差しが優しく差し込む素敵な空間で、小腹が空いた時に体に良いものをちょこっと食べられる幸せを味わえます。

日本人に人気の海外旅行先であるタイ、その首都バンコクにもどんどんオーガニックなスポットが増えつつあるようです。皆さまもバンコクに行かれた際には一度Patomでタイのオーガニックライフを体験してみてはいかがでしょうか？

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