世界的なヨガ指導者に聞く|太陽礼拝の苦手ポイントを克服する6つのアドバイス

 世界的なヨガ指導者に聞く|太陽礼拝の苦手ポイントを克服する6つのアドバイス
Michael Winokur
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苦手1.体を半分起こせない

これはウッターナーサナ( 立位前屈) から体を起こして、アルダウッターナーサナ( 半分の立位前屈) に入るまでの小さな動きだ。小さいがゆえに、ほとんど背骨を起こさずにやり過ごしていないだろうか。だがこのポーズをいい加減にやってしまうと、呼吸がおざなりになり、首を緊張させる可能性がある。さらに、背骨をまっすぐに伸ばすことができるという、ここで得られる一番の恩恵を逃してしまうのだ。

調整方法

アルダウッターナーサナを十分に行うには、胸を十分に高く前に引き上げて、背骨を伸ばす長い筋肉、傍脊柱筋を引き締めるのがカギとなる。つまり、肩を腰と同じぐらいの高さまで(もしくは腰より少し高く)引き上げるのだ。ハムストリングが非常に柔軟であれば、指先を床につけたまま背骨を前に伸ばせるかもしれないが、大抵の人は、手をすねに置き直す必要があるだろう。

HOW TO

アルダウッターナーサナ
(photo by Michael Winokur)

ウッターナーサナから、両手をすねの真ん中(難しければ、すねの上部)におく。手で軽くすねを押しながら、肩が腰と同じ高さになるまでゆっくりと上体を上げていく。太腿の上部を後ろに引き、背骨を前に長く伸ばして胸を広げる。傍脊柱筋が引き締まっているのを感じながら、息を吸いきってから、ウッターナーサナに入る。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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text by JASON CRANDELL
photos by Michael Winokur
model by Philip Liu
translation by Sachiko Matsunami



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