大根の茎や葉、捨てるのはもったいない!「干葉養生」のすすめ|せきねめぐみの、肩の力を抜くごはん

 大根の茎や葉、捨てるのはもったいない!「干葉養生」のすすめ|せきねめぐみの、肩の力を抜くごはん
Sekine Megumi
関根愛 
関根愛
2021-09-18
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食べる以外の取り入れ方は

そして干葉は食べる以外にもオススメ。それが薬湯としての「干葉風呂」。干葉の力は、じつにスゴイ!血行促進、老廃物の排出、さらにリンパの循環を良くし、自律神経の安定も期待できます。冷え性はもちろん、婦人科系や生殖器系の不調、腰痛持ちの方から、季節の変わり目で心が何となくざわざわしている、整わないなあという方にももってこいです。

やり方は、お持ちの布袋に干葉を入れ、大きめの鍋でたっぷり時間をかけて煮出していきます。30分くらいはゆっくり煮出したいところ。濃い茶色になり芳醇な香りがしてきたら、腰のあたりまでお湯を張った浴槽に入れ、じっくり浸かります。これ、びっくりするくらい本当によく温まります。大根の香りも、また癒し。まるで自分がおでんや煮物の具になったような、まるごと美味しい気分です(笑)。

足湯ももちろんオススメ。足湯って、なんだか全身浴よりポカポカになるんですよね。じわりと汗をかきたい方はぜひ試してみては?

添加物たっぷりの市販の入浴剤も手軽でたまにはいいかもしれませんが、天然の入浴剤の素晴らしい力をぜひ味わってほしいところ。大根を買ってきて干すのも億劫な方は、食用&入浴用、どちらの干葉もネットや自然食品店などから簡単に購入できますので、ぜひ探してみてくださいね!

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関根愛 

関根愛

俳優を始めた十数年前よりアトピーなどさまざまな心身の不調を感じてきたことで、薬に頼るのをやめて自分の体の声を聴きながら養生していくために自然食を始める。「じぶんらしく生きるための食養生」をテーマにInstagramやnote、Youtubeで日々発信をつづける。マクロビオティックマイスター。映画制作者、ライター、翻訳者としても活動。座右の銘は「山動く」。



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