なぜダメ男ばかり好きになるの?恋愛で苦しまないためのヨガ哲学

 なぜダメ男ばかり好きになるの?恋愛で苦しまないためのヨガ哲学
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南 舞
南 舞
2018-09-26

今度こそ幸せになる!そう思っているのに、いつも同じようなタイプの人を好きになり、結局いつもと同じパターンで破局。恋愛で涙したことは数知れず、武勇伝もたくさん!そんな恋愛に苦労しているあなたへ。そろそろ悲しい涙ではなく、嬉しい涙を流しませんか?

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恋愛におけるアヒンサー(非暴力)とは

恋愛で悩んだり、傷ついたり、「もう恋なんて二度としない!」と思ったことは、誰でも一度や二度はありますよね。たまたま合わないタイプの人と付き合ってしまったという事なら仕方がないかもしれませんが、浮気をする、暴力を振るう、意思疎通が難しい、突然連絡が取れなくなる、感情の浮き沈みが激しい、働かないなど、いわゆる「ダメな人」と呼ばれる人ばかりを好きになってしまう方は要注意かもしれません。
ヨガの哲学に「アヒンサー」という教えがあります。暴力を振るってはいけない、人を傷つけてはいけないという教えです。これは他人に対してということはもちろん、自分に対してということも含まれると筆者は考えています。つまり「自分を傷つける人、自分の幸せを分かち合えない人とは付き合ってはいけない」ということです。

恋愛とはうまくいかないもの

全く違う環境、生き方をしてきた2人が一緒になるのが恋愛。性格や考え方はもちろん、恋愛についての考え方だって大きく違うはずです。パズルのピースのように、ピタッと一致することの方が奇跡なのです。また、恋愛は相手があってこそ成り立つものなので、努力してもうまくいかないのが当たり前。それなのに「自分が頑張れば大丈夫」「自分が相手の理想じゃないからいけない」そんなふうに自分を責めていませんか?あなたが自分の気持ちを我慢したり、苦しくなってしまうのなら、その関係は健康的なものとは言えないかも知れません。

なぜ恋愛で苦労する?

恋愛で苦労している人の特徴として「ありのままの自分を認めること、受け入れることが難しい」ことも大きく関係していると思います。自己肯定感という言葉がありますが、これは自分に自信があってポジティブ思考ができるということではなく「自分の良いところも悪いところも全部ひっくるめて自分の事を受け入れられているか」ということを表します。「こんなコンプレックスだらけの私を好きになってくれる人なんていない」「私のことを好きって言ってくれたから付き合ってしまおう」そんなふうに相手を選びがち。また、空気を読むことやまわりからどう思われるかを重視する日常に慣れすぎて、本当に自分がどんな恋愛がしたいのか、どんな人なら一緒にいられるのかなど、自分の本当の気持ちに目が向けずらくなっているのかもしれません。

恋愛で苦しまないために

とは言っても「それができたら苦労してないよ…」と思うあなた。まずは一歩として、自分がどう感じるかに目を向けてみませんか?例えば、本当はどんな人が好きなのか、好きな人にどんなふうに接してもらいたいのか、具体的にしてほしいことを考えてみましょう。ポイントは自分が主体で考えること。相手のことは考えずに、自分がどうありたいかを考えること。自分で考えるのが難しい時は、客観的に話を聴いてくれる人や、カウンセリングの専門家に頼ってみるのも一つかもしれません。
それも難しい人は、自分に目を向ける練習としてヨガを日常に取り入れることも一つ。ストレッチやフィットネス効果が注目されやすいヨガですが、実は自分に意識を向ける練習にはもってこいなのです。自分の内側(=気持ちや思考)に目を向けるということは、とても難しく抽象的なことなので、途中でつらくなったり、抵抗が出てきたりしてしまいますが、自分の外側(=呼吸や身体の動き)に注目するなら誰でもやりやすいはず。

まずは自分の外側と向き合い、自分の状態を知ることから始めてみませんか?

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