「ネットで買ったプチプラウェアで失敗」はアレを縫いつけて解決? 100着着てきたヨガ講師の裏技

 「ネットで買ったプチプラウェアで失敗」はアレを縫いつけて解決? 100着着てきたヨガ講師の裏技
ayakono/Adobe Stock
高木沙織
高木沙織
2020-04-26

ショッピングに行けなくても、ネット・オンラインショップでヨガウェアを購入できる時代。それも、人気のブランドからプチプラのものまで選択肢はさまざまです。だけど、試着をせずに買うわけだから、「まずはプチプラのウェアから」購入。そして予想どおり、「失敗した」なんてことも珍しくありません。そんなとき、100着以上のヨガウェアを着てきたヨガインストラクターの筆者は……?

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失敗1・レギンスの生地が薄かったとき

オンラインショップでの買い物でもウェアの素材を知ることはできます。「これなら大丈夫だろう」とポチリ。……のはずが届いたものを手に取ってみて、「あれ、なんか想像していた生地感よりも薄くない?」って。これ、よくあること。

筆者の経験上、特にレギンスに多かったように思います。

※ 個人の感想です。

レギンスの生地が薄いと伸縮性や下着の色の透け具合が気になってしまいますよね。ですが、下着の色やデザインに気を付ければ着られないことはないでしょう。

では、一番の問題は? お股の食い込みが目立っちゃう……ではないでしょうか。この“お股問題”については、過去記事「お股問題、どうしてる? ぴっちりレギンスで気になるあの部分を隠す方法」でも解決策を紹介していますが、筆者は最近新たな方法を取り入れてみています。

それは、お股の部分に“あて布”をするという方法。レギンスの内側のお股の部分に、厚みのある布を縫いつけるという荒業です。レギンスと色の近い布・糸を使い、縫い目が外側から目立たないよう細かく縫っていきます。布のサイズや大きさは、Tバック用のおりものシートを目安にしてみるとよいでしょう。

ただしこれは、本当に最終手段として取り入れてみてくださいね。裁縫に自信のない人は…やめておきましょう。お肌にトラブルが出やすい人も。

失敗2・カップがペラペラ&ホールド感が弱かったとき

続いてはブラトップ購入時の失敗で多い、「カップがペラペラ」「バストのホールド感が弱い」です。

カップがペラペラだとバストトップが透けたり目立ったりしてしまうし、ホールド感が弱いとバストが貧相に見えてしまう……、そんな“残念ブラトップ”を格上げしてくれるのがヌーブラです。

レッスンで汗をかいても安心な水陸両用のヌーブラを着用し、その上にブラトップを着けてみてください。バストトップはしっかりと守られて、バストそのものはキュッと寄せられる。さらにはヌーブラの厚みもプラスされてハリのあるバストを演出してくれるでしょう。

失敗3・伸びずに体を動かしにくいとき

これはトップス・ボトムスのどちらにもありがち。「体の動きに合わせて伸びてくれない」です。

ウェアが体の伸びの妨げになってしまうと、アーサナをおこないにくくなりますよね。せっかくのヨガ時間なのにウェアのせいで本来ならできる動きまで制限され窮屈さを感じてしまうのはもったいないことです。

「今日は新しいウェアでレッスンに参加するんだ!」と楽しみにしていたのに……。

そうならないためにも、オンラインショップでウェアを購入したらまず自宅で着てみましょう。それから、ストレッチやアーサナをしてみて体を動かしにくくないかチェック。もし、窮屈さを感じるようであれば、実際のレッスンで着用するまでに自宅で着るようにして生地を慣らしてみるのも手です。

失敗4・脱げてくるとき

今度は反対に、「脱げてきてしまう」ケース。レギンスですね。

締め付けや窮屈さはないけれど、足を大きく広げたり、ひざを曲げて腰を落としたりするときに股の部分がどんどん下がってくるアレです。地味に気になる……。レッスン中に、それをなんども引き上げて……なんて面倒だし集中力が途切れてしまいます。

そんな脱げてくるレギンスを買ってしまったときは、レギンスの上にショートパンツを重ねて履いてみてはどうでしょう。レギンス一枚で履いているときと比べると幾分かショートパンツが支えになって、ずり落ちてくるのを食い止めてくれる……はず。あとは、ずり落ちてきてしまったとしても、ショートパンツを履いていることでお尻の割れ目が見えるという最悪の事態を避けることはできますよね。

これからしばらくの間、ウェアの買い物もオンラインショップがメインになるのではないでしょうか。「これは失敗した!」と思ったプチプラウェアも一工夫で活かすことができるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ライター/高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。

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