無意識に上がっている人多数!【肩の力抜けていますか?】自然に肩が下がり脱力できる「裏技エクサ」

 無意識に上がっている人多数!【肩の力抜けていますか?】自然に肩が下がり脱力できる「裏技エクサ」
AdobeStock
Masako Janeway
Masako Janeway
2023-03-23

力を入れているつもりはないにのに、気づくと上がっている肩。無意識のうちに肩に力が入っている人は、とても多いのです。今回は「無意識に上がっていいる肩」の解消法と、「スーッと下がる裏技エクササイズ」をご紹介します。

広告

気づくと肩が上がっているのはなぜ?

力を入れているつもりはないのに、ヨガクラスや体操教室などで「もっと肩を下げて」と言われたことはありませんか? 実は「無意識に上がった肩の下げ方が分からない」という人は多いのです。

肩
AdobeStock

肩が上がる原因は「僧帽筋のバランスの乱れ」

肩が上がってしまう主な原因は「僧帽筋上部と下部のバランスの乱れ」によるものです。

僧帽筋は、首の後ろから背中にかけてある大きな筋肉のこと。肩が上がってしまう人の多くは、僧帽筋上部の筋肉(イラストのピンクの部分)が硬く縮こまっているのに対し、下部の筋肉(緑色の部分)が弱くなっているパターンが多いのです。

僧帽筋下部の筋肉は、肩甲骨や肩の動きを安定させる土台のような役割があります。僧帽筋下部の筋肉が弱いと肩甲骨や肩の動きに安定性がなくなり、それをカバーするために必要以上に僧帽筋上部の筋肉に頼ってしまうことで筋バランスが崩れてしまっているのです。

僧帽筋イメージイラスト
イラストAC

僧帽筋のバランスが取れるとスタイルアップにも!

僧帽筋下部の筋肉を活性化すると、肩が下がりやすくなるだけでなく、肩甲骨や肩のポジションも良くなります。背筋と首筋がスッと伸びて、デコルテがもキレイに見えるようになります。

肩を下げる座ったままエクササイズ

①縮こまっている僧帽筋上部のストレッチからスタート。あぐらなど楽な姿勢で座り、頭の後ろで両手を組み頭を前に倒します。

まずは縮こまっている僧帽筋上部をストレッチ。楽な姿勢で座り、頭の後ろで両手を組んで頭を前に倒します。
photo by Masako Janeway

②左斜め下を見るように頭を少し傾け、次に右斜め下を見るように頭を少し傾けます。この動きを呼吸を止めずにゆっくりと5〜6回繰り返します。

左斜め下を見るように頭を少し傾け、次に右斜め下を見るように頭を少し傾けます。この動きを呼吸を止めずにゆっくりと5〜6回繰り返します。
photo by Masako Janeway

③続いて僧帽筋下部をストレッチ。両手をV字に開き斜め上にピンと上げ、肩甲骨の下付近から腰の上まである逆三角形の僧帽筋下部をイメージします。

両手をV字に開きながら、肩甲骨の下の辺りから腰の上まである逆三角形をした僧帽筋下部をイメージします。
photo by Masako Janeway

④大きく息を吸って、次に息を吐きながら二の腕で逆三角形の僧帽筋下部を挟み込むように腕を下げ、ひじとひじを引き寄せます。

大きく息を吸って、次に息を吐きながら二の腕で逆三角形の僧帽筋下部を挟み込むように肘と肘を引き寄せます。
photo by Masako Janeway

⑤ ③〜④を 10回繰り返します。

※僧帽筋下部の位置をしっかりイメージをしながら行うと、より効果を実感できます。

広告

AUTHOR

Masako Janeway

Masako Janeway

ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

肩
僧帽筋イメージイラスト
まずは縮こまっている僧帽筋上部をストレッチ。楽な姿勢で座り、頭の後ろで両手を組んで頭を前に倒します。
左斜め下を見るように頭を少し傾け、次に右斜め下を見るように頭を少し傾けます。この動きを呼吸を止めずにゆっくりと5〜6回繰り返します。
両手をV字に開きながら、肩甲骨の下の辺りから腰の上まである逆三角形をした僧帽筋下部をイメージします。
大きく息を吸って、次に息を吐きながら二の腕で逆三角形の僧帽筋下部を挟み込むように肘と肘を引き寄せます。