【寝たまま楽ちん/メリットたくさん】自律神経が整い巡りもよくなる楽々股関節ストレッチ

 【寝たまま楽ちん/メリットたくさん】自律神経が整い巡りもよくなる楽々股関節ストレッチ
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井上浩子
井上浩子
2023-12-21

股関節の周りには太い血管やリンパ管が集中しているため、股関節の状態が全身の巡りと体調に大きな影響を与えています。【寝たまま楽ちん】股関節ストレッチで股関節周りをほぐして、自律神経を整え、停滞しない体と心を手に入れましょう!

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なぜ股関節ストレッチで自律神経が整うの?

股関節の役割

股関節には、私たちの体重を支え、立つ・座る・歩くといった私たちの日常動作の全てに関わる役割があります。また、上半身と下半身が連携してスムーズに働くための連結部として重要な機能を果たしています。長時間同じ姿勢で過ごしたり、運動不足の状態が続いたりして股関節が固まることで、全身に大きな悪影響を与えかねません。

股関節をほぐすメリット

股関節ストレッチで股関節をほぐし、周辺の筋肉を伸ばすことで得られる主なメリットは以下の通りです。

①冷え・むくみの緩和
冷えやむくみの原因の一つに、血行不良があります。股関節をほぐして柔らかくすることで、血流を促し、内側からじわじわ体が温まります。また、リンパの流れも良くすることで老廃物の排出がスムーズに行われ、冷えやむくみ改善に繋がります。

②骨盤を調整して姿勢改善
股関節は、骨盤を構成する腸骨と腿の骨(大腿骨)を繋ぐ関節です。この股関節の動きがスムーズになることで骨盤の歪みが緩和し、反り腰や猫背などの姿勢の癖を解消しやすくなります。肩こりや腰痛知らずの姿勢改善には股関節のスムーズな動きは必須です。

③疲労回復を促す
スポーツなどの激しい運動を行うと、疲労物質である乳酸が生成されます。この乳酸がうまく排出されずにいると筋肉が収縮して血行が悪くなり、疲れやすくなります。股関節には、体の老廃物を外に排出する働きを持つリンパがあるため、股関節を動かすことで、疲労を溜めにくい体にして体の負担を軽減してくれます。

④自律神経の乱れを整える
股関節を動かすと副交感神経が優位になり、心身ともにリラックス効果が期待できます。ストレスが高まり、思考を整理したい時には落ち着きをもたらしたり、気分が停滞した時には流れを作ったりと気分転換の効果が期待できます。また、神経がリラックスモードに切り替わることで、安眠効果も期待できます。

 

【寝たまま楽ちん】自律神経を整える股関節ストレッチ!

①仰向けでスタート
仰向けになり、ヨガベルト又は長めのタオルなど、それに代わるものを足裏に引っ掛けます。

股関節ストレッチ
photo by Hiroko Inoue

②膝を合わせて内股を作り、足踏みをします。

股関節内股
photo by Hiroko Inoue
股関節内股2
photo by Hiroko Inoue

③今度は股関節で腿を外に開き足の裏と裏を合わせ、合せきを作ります。

股関節ストレッチ 合せき
photo by Hiroko Inoue

注意)ストレッチの間、呼吸は止めずに、スームーズな呼吸を意識しましょう♪

動画はこちらからご覧ください♪

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AUTHOR

井上浩子

井上浩子

2002年、留学先NYのバレエスクールの授業でヨガに出会う。厳しいプロ生活で心身を壊したことをきっかけにヨガは欠かせないライフワークに。自身の経験から、「自分に安心できる感覚と自分への愛おしさを取り戻す」をモットーにレッスンを展開。 解剖学に基づく効果的なシークエンス構成と 誰にでもわかりやすいインストラクションに定評がある。日米指導歴14年・バイリンガル講師・RYT500。オンライン&対面レッスン、指導者養成のほか、ヨガ関係の通訳・翻訳も行う。



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