「だるい…眠たい…」【更年期の5月病】原因とストレスをケアする3つの対策

 「だるい…眠たい…」【更年期の5月病】原因とストレスをケアする3つの対策
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永田京子
永田京子
2024-05-04

ゴールデンウィーク明けたころから、だるい日が続いたり、眠りが浅くなったり、気分が沈むなど、気持ちや体に変化が起こることがあります。「五月病」と呼ばれる状態です。特に更年期は五月病になる条件がそろいやすい時期です。今回はなぜ五月病になるのか、自分でできる五月病対策ケア方法、さらに五月病になる前にやっておきたいことを紹介します。

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新年度からの変化、季節の変化が五月病を引き起こす

五月病は、新年度からの新しい環境や季節の変わり目といった変化がストレスになり、心や体がついて行けなくなる状態のことです。なぜ五月病は起こるのでしょうか。

原因は3つあります。

1つ目は環境の変化です。新年度の始まりから1カ月のこの時期、疲れがたまってくる時期でもあります。また、新年度には環境変化のある人も多いでしょう。仕事では部署異動があったり、家族では進級や子どもの巣立ちなど、大きな環境の変化が起こる時期です。特に、更年期世代は子どもが巣立ちを迎える年代でもあります。こうした変化が知らず知らずのうちにストレスになっていることがあります。

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2つ目の原因は、季節の変化です。春から夏にかけての変動はとても大きなものです。気温が大きく上がるとともに、梅雨の時期や、台風到来時には気圧の激しい変動もあります。特に気圧の変動による不調は「気象病」とも呼ばれますが、それほど自然から私たちは大きな影響を受けているのです。

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3つ目の原因は、ホルモンバランスの変化です。更年期には体内で女性ホルモンがダイナミックに変動します。ホルモンバランスの変化があると自律神経が乱れやすくなり、五月病の症状が強く出ることがあります。

五月病はほうっておくと、本格的なうつ病に進行することもあります。まずはこの季節を前向きに乗り切れるよう、自分でできる対策ケア方法を3つ紹介します。

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永田京子

永田京子

NPO法人 ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ3万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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