【ぐっすりヨガ】“質のよい睡眠”を叶える!布団の中でできる寝る前1分「入眠準備ヨガ」

 【ぐっすりヨガ】“質のよい睡眠”を叶える!布団の中でできる寝る前1分「入眠準備ヨガ」
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みなさん、ぐっすり眠れていますか? 眠りに入るまで時間がかかる人や、年齢と共に睡眠の大切さに気付かれている人、多いのではないでしょうか。ベッドの上や布団の中でできる「ぐっすりヨガ」で、「今日は昨日よりよく眠れた!」という感動を味わってみてください。

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「質の良い睡眠」とは、いったいどういうこと?

質の良い睡眠。最近よく聞くキーワードですよね。「質の良い睡眠」とは、いったいどういうことなのでしょうか。それは、最初の90分に訪れる「ノンレム睡眠」と呼ばれる睡眠がどのようにとれているか、が重要となってきます。ノンレム睡眠の時間は、脳の疲労回復を行うとても大切な時間です。そしてその後の90分に訪れるのが「レム睡眠」と呼ばれ、身体の筋肉が緩み、休息している時間になります。その間の脳は、夢をみることや記憶の整理をしており、働いている状態です。そんなノンレム睡眠とレム睡眠が交互に来る睡眠サイクルは、規則的に訪れてくれるわけではありません。寝る直前までパソコンやスマホを見て脳が覚醒していたり、深夜を過ぎてから眠ったりすると、大切なノンレム睡眠が終わる前に、少し早くレム睡眠が始まってしまうそうです。

『質の良い睡眠』とは、脳の休息時間を確保してあげること、それこそがぐっすり眠れた実感に繋がるのです。入眠準備として、ゆっくりお風呂に入ったりストレッチをすることが効果的。さらに今回は、「頑張った日」こそ取り入れたい1分の入眠準備ヨガをご紹介します。

睡眠
AdobeStock

寝る前1分の『そのままぐっすりヨガ』

寝る準備ができたら、おやすみモードへ切り替える呼吸で1日を締めくくります。ぐっすり睡眠へ繋げましょう。ベッドの上でも、布団に入ってからでもどちらでも行えます。

①    あぐらの姿勢、または仰向けになります

②    一息吐いてから、鼻から吸ってお腹を中からぷっくり膨らませるよう呼吸を入れましょう(手をあてるとわかりやすいです)

③    口からはぁ~と吐いて、全身の力を抜きます(寒いときに手を温めるような温かい息を吐き出しましょう)

④    お腹に息を吸い込み、胸を広げます

⑤    ゆったりと口から吐いていきましょう(明日の自分に必要のない、もやもやも一緒に吐き出しましょう)

⑥    最後は、お腹→胸→頭のてっぺんまで、たっぷり息を吸いこみます

⑦    口から全部吐ききりましょう(肩の力も抜いて)

⑧    ⑥⑦の呼吸をさらに2回、または心地良ければ数回繰り返します

肩の力を抜いて、身体いっぱいに呼吸を取り込んでみましょう
photo by Naoko Iwasaki

仰向けで行うのもとてもおすすめです。詳しい動画は下記からご覧になれますので、ぜひ試してみてくださいね。

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AUTHOR

岩﨑奈緒子

岩﨑奈緒子

11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。



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