ヨガインストラクターになって初めてわかった意外な支出&収入とは|ぶっちゃけ座談会

 ヨガインストラクターになって初めてわかった意外な支出&収入とは|ぶっちゃけ座談会
ヨガインストラクターぶっちゃけ座談会

ヨガを仕事にするためにも避けて通れないトピックが「お金」。そこで7名のヨガインストラクターが赤裸々トーク!今回は「意外な支出と収入」について。

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支出の意外な落とし穴!

編集部 こんな支出があるとは!と思ったのは何ですか?
Gさん 意外な支出という意味では交通費かな。
Fさん 確かに。ギャラに込みの場合が多いですよね。
Gさん スタジオが遠いとそれだけでかなりの出費になっちゃうから、都内だったら頑張って自転車で回っている友人もいます。
Eさん 私が教えていたスタジオは、ネイルとまつげをきちんとケアしている先生のほうが、素朴な先生よりも人気が高かったんです。だから見た目をキレイに整える美容費がバカになりませんでした。
Bさん 私の場合はウェアかな。ホットヨガはウェアの消耗スピードが速いんですよ。1クラス終わると汗だくだから着替えが必要だし、毎日ガンガン洗濯してもスタジオ独特の臭いが染み込んで、すぐダメになる。
Gさん わかる〜!だから高いウェアはもったいなくて、ファストファッションのものを愛用しています。「生徒さんのほうがいいウェアを着てる」っていうのは、ヨガインストラクターのあるあるかも!
Aさん 私は自主開催をすることも多いので、生徒さんが忘れたとき用のマットやプロップス。あとは、子連れの方もいらっしゃるので、ベビーシッターさんへのギャラやおもちゃ、遊ぶスペース用の敷物とか……。一度揃えてしまえばいいんだけど、初期費用が必要でしたね。また集客のために、ちゃんとしたチラシをプロの方にお願いして作ってもらったりもしています。なので、デザイン料や印刷代なんかも必要ですね。
Dさん フリーでやっていると、そういう出費がありますね。

クラス以外の雑収入も

Cさん ホームページとか宣材写真とかは、やっぱりプロに頼んだほうがいいですからね。編反対に、思いがけない収入にはどんなものが?
Gさん お金ではないですが、生徒さんからのプレゼントでしょうか。「実家から送られてきました」ってお野菜をいただいたり。年末年始は帰省土産でかなり大量のお土産をいただくので、それを抱えて次のスタジオに向かいます(笑)。
Bさん そういうの、ある〜!あと、私はヨガウェアブランドのアンバサダーをやっていて、年に何着かウェアをいただけます。ブランドによって対応は違うとは思いますが。
編集部 アンバサダーの場合、特に契約料みたいなギャラは発生しないんですか?
Bさん 私の場合はないですね。あると嬉しいのですが(笑)。
Dさん 私は自分が教えているヨガスタジオのモデルをやっています。ホームページやチラシ用の写真をシーズンごとに撮り直すので、それは意外な収入でしたね。家のポストに私の写真が使われているチラシが入っていたこともあります(笑)。
Aさん こんなふうに雑誌の企画に呼んでいただいたりするのもそうですね!
Bさん あとは雑誌やムック本の企画の監修やポーズモデルのお仕事とか。「180度開脚とか、できる?」「はい、全然できます!」ってありがたくお受けしますね。
Fさん さっきの話じゃないですが、ほかのスポーツみたいに、契約料が発生するスポンサー制度がもっと確立したらいいと思うんですが……。
Bさん 本当にそう!ヨガ人口がこれだけ増えているんだから、業界自体の底上げがあってもいいはず。そうしたら1レッスンのギャラやヨガイベントの出演料も上がって、体を壊したりせずに(笑)、ヨガで食べていける人が増えるんじゃないかな。
Aさん そのためには私たち現役のヨガインストラクターも、もっともっと頑張らないとですね!
Cさん もともとはみんな「ヨガが好き!」って思いからインストラクターになったんですものね。もっともっとヨガ業界を盛り上げていきたいですよね。

座談会に参加してくれたメンバー

Aさん
イントラクター業だけでなく、ヨガ関連のメディアに寄稿もする才女。さまざまな方面からヨガの普及に力を注いでいる。
Bさん
若くしてヨガ1本で生計を立てている専業イントラ。でも最近「息抜きしたくて」と、異業種のショップでバイトを始めたそう。
Cさん
以前はヨガスタジオで、インストラクターと実務の両方を担当していた経験アリ。今はまったく別の仕事と兼業中。
Dさん
「いろんなヨガを知りたかった」と、さまざまな流派のヨガや勉強会に参加しているDさん。ティーチャートレーニングも二度受講したほどの努力家。
Eさん
ヨガブーム黎明期に指導者資格を取ったベテランさん。ヨガスタジオの裏方スタッフとして働いていた経験もある。
Fさん
3カ国語をあやつる国際派インストラクター。現在はジュースバーでバイトする傍ら、店が主催するイベントでヨガを教えている。
Gさん
「前は詰め込めるだけレッスンを詰め込んでいた」と話すGさん。今はヨガを嫌いにならない距離でインストラクター業をしている。
 

★座談会に参加してくれた現役ヨガインストラクターの詳しいプロフィールは「ヨガ資格取得にいくらかかった?ヨガインストラクターぶっちゃけ座談会レポート」をチェック!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Hiromi Hashimura
Text by Megumi Nishijima
良いヨガインストラクターになるには 掲載



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