根は切る?袋のまま?コスパを最大限に引き出す!知っておきたい【豆苗】の賢い保存方法と再収穫のコツ

 豆苗のイメージ
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豆苗は、一度刈り取っても再収穫できるコスパ抜群の野菜だって知っていましたか? それにはあるところをチェックすることと、収穫のポイントを守ることが大切ですよ。 豆苗のコスパを最大限に引き出す保存と再収穫のポイントについて解説します。

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豆苗ってそもそもなに?どうやって食べる?

えんどうの若芽とツルが本来の豆苗ですが、日本では絹さやなどの種を発芽させたものも豆苗として流通しています。栄養価も高く、新鮮なものはサラダなど生でもいただけます。炒め物やスープ、ナムルや和え物など、いろいろな料理に便利に使うことができる万能野菜です。

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再収穫できる?チェックポイントはここ!

豆苗は一度刈り取っても再収穫できますが、それにはチェックしておきたいポイントがあります。根元にある豆の色がきれいなら再収穫できる目印となります。変色していたりかびなどが付着したりしている場合は、残念ですが廃棄したほうがよさそうです。

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豆苗再収穫のために上手に育てるコツは?

再収穫できるくらい育つようにするポイントは、一度目の収穫の時に、いちばん下にある葉を残すように切ることが大切です。少し深めの容器に入れて水をやり、1日1~2回は水を取り替えます。日当たりの良いところにおいておけば2週間ほどで育ってきて再収穫できますよ。

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袋のままでいい?豆苗の保存方法

豆苗は、未開封の袋のままでもどんどん成長していくため、常温ではなく冷蔵庫の野菜室での保存が基本です。野菜室で立てて入れておきましょう。とはいえ、根つきのままでは風味もおちてしまうため、カットしての保存がおすすめです。

カットしたものは、冷蔵保存も冷凍保存もできます。冷蔵保存の場合は、洗った豆苗を保存袋に入れて全体にかぶるくらいの水を入れておき、2~3日おきに水をとりかえましょう。冷凍保存の場合は、洗って水気を拭きとった豆苗を、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫へ。解凍せずに凍ったまま調理に使いましょう。

いろいろな料理にも重宝するコスパ最高の豆苗の上手な保存方法と、再収穫のコツについてお伝えしました。今まで1回しか収穫していなかった方も、ぜひ2回目収穫にトライしてくださいね。2回目に収穫したものは、1回目とは生育環境が違うため、生ではなく加熱調理をおすすめします。

参照:
「やさい(幻冬舎)」
「からだにやさしい旬の食材 野菜の本(講談社)」
「野菜まるごと事典(成美堂出版)」

ライター/大槻万須美
管理栄養士・フードスタイリスト・腸内ケアフードアドバイザー。楽しく食べて健康に。食の大切さを伝えるため、離乳食講座などの料理教室、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。子どもの頃の毎年の米作り経験から、身近な食体験の重要性についても実感し、おとなと子どもの食育サポートにも力を注いでいる。

Instagram:@tsukiko_shoku_mind@tsukiko_shoku_mind
blog:管理栄養士 大槻万須美♪楽しく食べて健康に♪

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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