腰に負担をかけずにアップドッグを深める方法とは

 腰に負担をかけずにアップドッグを深める方法とは
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後屈のポーズが苦手という人は意外と多いもの。中でも「アップドッグ」は、上体を反らす際に「腰が痛い」という人も。なぜ腰が痛くなるのか、その原因は「脚の開き」にあり。ヨガティーチャーの楠原宏子先生に、腰を痛めず体の前面の伸びを感じる方法を教えてもらいました。

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アップドッグとは

アップドッグ
(Photo by DAVID MARTINEZ)

サンスクリット語で「ウールドゥヴァムカシュヴァーナーサナ」。日本語では「上向きの犬のポーズ」と訳されるポーズ。ポーズのやり方についてはこちらをチェック。

脚の開きがポイント:「骨盤~腰幅」に開こう!

鼠径部とは左右の太腿の付け根の部分のこと。腰を痛めず、体の前面の伸びを最大限に感じるには、骨盤または腰幅に足を開くのがベスト。許容範囲は肩幅までで、それ以上開くと鼠蹊部が伸びずポーズの効果は半減、腰にも負担がかかります。

楠原宏子先生
photos by SHOKO MATSUHASHI

つま先が「ハの字」になる場合は…

楠原宏子先生
photos by SHOKO MATSUHASHI

つま先が内側に向く人は足首の下にタオルを入れ、床に押し当てるとつま先の位置が安定します。

応用できるポーズ

コブラのポーズ

コブラのポーズ
コブラのポーズ(Photo by MARTIN SCONDUTE)

教えてくれたのは…楠原宏子先生

UTLマイソールクラス、クランティ師のTTアシスタントを担当。「オーガニックライフ東京」でも講師を務める。RYT500取得。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Shoko Matsuhashi
Text by Ai Kitabayashi
yoga journal日本版vol.48掲載



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アップドッグ
楠原宏子先生
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コブラのポーズ