【少食がもたらす嬉しい変化】自分で自分を助けるしくみ「オートファジー」を最大限発揮させる方法とは

 【少食がもたらす嬉しい変化】自分で自分を助けるしくみ「オートファジー」を最大限発揮させる方法とは
Megumi Sekine
関根愛 
関根愛
2021-05-13

SNSで見かける、彩り豊かな食事の写真。見るからに栄養がありそうで、こんな食生活を送ってみたいと思う人は多いでしょう。でも「そんなに頑張れない…」という人も少なくないはずです。時間もない、料理が得意じゃない、不器用なあなたに伝えたい「頑張らないごはん」。意識すべきポイントは、とってもシンプルです。今日からできる「簡単な食養生」、教えてくれるのはマクロビオティックマイスターの関根愛さんです。

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みなさん、こんにちは。初夏を迎え、木々の緑も濃くなり、暑さも少しずつ増してきました。まだまだ寒暖差のある日もありますが、夏の入り口に入ったことを実感する毎日です。私の家では、外から入ってきた小さな虫たちを見かけることも増えてきました。また、都会に暮らしていてもここ最近は鳥たちの色とりどりの鳴き声が耳に入るように。大地に暖かいエネルギーが満ち、動物たちの活動も活発になってきたのだなあと感じています。

「五月病」なんて言葉が使われ始めるこの時期ですが、皆さんは大丈夫ですか?ただでさえ新生活の緊張感や疲労が目に見えないところで溜まり始めている時期なのに加え、一年以上つづく新型ウイルスによる影響で「なかなか雲間が晴れない」と感じる人も多いと思います。

昔出会った言葉でこんなものがありました。「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる寛容さを、そして両者を見極める賢さを」。もともとはアメリカの神学者ラインホルド・ニーバーという人の祈りの言葉で、色々な表現で訳されています。変えられないものを受け入れることは一見あきらめのようにも思います。ですが、どうしようもないことに対しては闇雲にあらがうことをやめ、変えられるものを変えていく力を養うこtに大切な時間とエネルギーを費やしていくほうが、今の私たちの日々の生活には必要なのかもしれません。

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関根愛 

関根愛

俳優を始めた十数年前よりアトピーなどさまざまな心身の不調を感じてきたことで、薬に頼るのをやめて自分の体の声を聴きながら養生していくために自然食を始める。「じぶんらしく生きるための食養生」をテーマにInstagramやnote、Youtubeで日々発信をつづける。マクロビオティックマイスター。映画制作者、ライター、翻訳者としても活動。座右の銘は「山動く」。



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