モデル界のレジェンド、クリスティ・ターリントンが今なお輝き続ける理由とは

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モデル界のレジェンド、クリスティ・ターリントンが今なお輝き続ける理由とは

VALERIE REI
VALERIE REI
2018-03-17

ナオミ・キャンベル、リンダ・エヴァンジェリストとともにファッション界の大スターと呼ばれるクリスティ・ターリントン・バーンズ。13歳でモデルになり、90年代を代表するスーパーモデルとして数々のコレクションや広告を飾ってきた彼女の、もうひとつの生き方とは。

25年近く(2011年時点)ヨガのプラクティスを続けるクリスティ・ターリントン・バーンズ。彼女は、人々に奉仕するためにスーパーモデルとしての成功を利用してきた。

クリスティ・ターリントン
2002年には、著書『Livinh YOGA』を発表。(Photo by Getty Images)

2003年に長女グレースが生まれて、彼女は新たな奉仕の機会を発見した。

慈善活動家として、発展途上国の母親たちを支援

健康的な妊娠に続く自然出産の後、ターリントン・バーンズは大出血をした。医療チームが彼女の出血を止めたが、産婦死亡の一般的な原因のひとつに分娩後の出血があることを後に知った。毎年、何十万人もの女性が出産時の合併症により亡くなっている。これらの90%が母体のケアをすることで予防できるという。
 
この問題に手を差し伸べたいと、ターリントン・バーンズは人道組織である「Cooperative for Assistance and Relief Everywhere Inc.(通称CARE)」のアンバサダーになった。第2子のフィンを妊娠中、母親の故郷であるエルサルバドルへ組織のスタッフとともに行き、現地の妊婦たちに会った。「この女性たちは産前のケアについて、ほとんど何も知らなかったの。きれいな水を手に入れるため何キロも歩くし、電気も舗道もないのよ」と彼女は言う。

クリスティ・ターリントン
(Photo by DAVID MARTINEZ)

女性たちが声をあげることができない国、特に発展途上国での産前産後の不適切なケアへの認識を高める目的で、彼女はドキュメンタリー映画『No Woman, No Cry』を監督した。バングラデシュ、グアテマラ、タンザニア、アメリカで出産する貧困層の女性たちを撮影したものだ。また、公衆衛生の修士号を取得中、「Every Mother Counts」という支援グループを立ち上げた。母体死亡率の高い国の母体ケア組織を援助するための教育を目的とするグループだ。

ヨガは自分の内側の強さを深く感じさせてくれたと彼女は言う。そして、他の人々もそれを感じるよう手伝いたい。「私たち全員が気づかなければ、誰も本当に気づくことになりません。私には権利がある、健康がある、ヨガがある。それは素晴らしいこと。でもそれでは不十分なの。誰もがそう感じなければ、十分ではないのよ」

※このインタビューは2011年に収録されたもの。

yoga Journal日本版Vol.19掲載

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