【悲しい・不安・憂鬱】ネガティブな気持ちを取り除く10分ヨガ動画

 【悲しい・不安・憂鬱】ネガティブな気持ちを取り除く10分ヨガ動画
Atsuko Inoue
井上敦子
井上敦子
2021-01-25

気持ちがザワザワして落ち着かない、マイナスな感情にとらわれてしまう。そんなネガティブな感情はなるべく早く手放してスッキリしたいですよね。ヨガには気持ちをスッキリとさせる効果もあるのです。それは、ヨガの『エネルギー』という考え方から説明することが出来ます。今回は気持ちをスッキリとさせるヨガポーズを動画でご紹介し、なぜ気持ちがスッキリするのか?を解説していきましょう。

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エネルギーの流れって?

ヨガには『エネルギー』という考え方があります。私たちの身体には隅々までエネルギーが流れていて、その流れがスムーズであれば心身が健康であると考えられているのです。逆に流れが滞ると、身体や心に不具合が出てしまいます。(このエネルギーのことをヨガ用語ではプラーナと呼びます)。

エネルギーの滞りを流すことは、ヨガポーズを行う大きな目的の一つ。身体の動きによってエネルギーの滞りを解消し、呼吸によってエネルギーの交換をしていきます。ヨガのポーズで呼吸を大切にするのはそのためです。呼吸は酸素を取り込むだけでなく、新鮮で良質なエネルギーをチャージする目的もあるのですね。

海や森といった大自然の中にいると、自然に深呼吸をしたくなりませんか?それは自然の中にある良質なエネルギーを、無意識に体内に取り込もうとしているからだと考えられます。『エネルギー高い/低い』という表現がありますが、エネルギーにも様々な種類や特性があり、ヨガではそのエネルギーの種類も細かく定義されています。

胸に流れるエネルギーはどんなエネルギー?

身体にくまなく巡るエネルギー。そのエネルギーは、身体の部位によって性質が異なります。今回のテーマである『不安』といったような感情を司るエネルギーは、胸周りに集まりやすいといわれています。(骨盤周りという説もあります)。

例えば、悲しい気持ちや苦しい想いをしているときは、猫背になり胸が閉じることが多いものです。それに伴って呼吸も浅くなります。反対に嬉しいときや前向きな気持ちのときは、胸が自然に開かれます。『胸を張る』という表現がありますが、目線が上がって胸を張るときはプラスのエネルギーに満ちているときです。このように胸は感情と関わりが深く、感情の動きに連動する部分なのです。

元気がないときは意識的に胸を開こう

上記のようなエネルギーの特性を上手に利用して、気持ちをスッキリさせていくことも出来ます。胸を開くヨガポーズで、胸の内側に滞ってしまったネガティブなエネルギーを流していくのです。

呼吸を深く行いながら、胸の奥にも呼吸を送り込んでいきましょう。胸の内側を換気するようなイメージを持ちながら行ってみるもの効果的です。10分ほどのヨガ動画をご紹介しますので、ぜひ活用されて下さい。ヨガのポーズで身体だけでなく感情も整えながら、日々を心地よく前向きに過ごしていけたら良いですよね。

ライター/井上敦子
20代前半、心身のバランスを崩していた時期にヨガに出会い、不眠症をヨガで克服した経験を持つ。30代半ばに勤めていた大手企業を退社し、ヨガ講師に転身。現在は、『眠りのヨガ』と呼ばれるヨガニードラを、古典的な手法に加え最先端の欧米の手法も深く学びながらクラスを展開している。15年間の会社員生活の経験から、現代人の抱えやすいストレスをリリースするクラスを得意とし、導者養成講座・コラム執筆・アプリ監修・海外リトリート主催など幅広く活動中。Instagram:@yoga_atsuko.inoue
 

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