春になる前の準備が大事!花粉症のためのセルフケア:生活習慣からヨガまで

 春になる前の準備が大事!花粉症のためのセルフケア:生活習慣からヨガまで
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仁平美香
仁平美香
2021-01-21

2月くらいから気になってくる花粉症。花粉症はアレルギー反応の一種ですが、急増しているのは花粉以外にも大気汚染や食生活の変化なども影響しているようです。 わたしも15年ほど前までは症状に悩まされていたひとりでしたが、生活習慣や運動などのおかげで現在は薬に頼らずとも毎年ほとんど症状に悩むことはなくなりました。今回はわたしが症状があったときに冬~春にかけて実践していた「花粉症の方におすすめのセルフケア」をいくつかご紹介します。症状の出方や原因には個人差がありますが、ひとりでも緩和する方がいれば嬉しいです。

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花粉症緩和のための生活習慣

刺激になる食べ物を食べすぎない

鼻のアレルギー反応が強くでているときは、甘いものと辛い物を食べすぎないようにしてみましょう。砂糖がたっぷり入ったスイーツや菓子パンなどはもちろん、ナチュラルなものでも甘い物の取りすぎには気を付けましょう。辛い物など刺激が強いものもとりすぎると症状が悪化するとされているので、春だけでなく冬から取りすぎていないか注意が必要です。ナッツやチーズ類、アルコール類もとりすぎは症状を悪化させるので適量を守るようにしたいですね。

◆おすすめの食べ物

辛い物の食べ過ぎはNGですが身体をあたためて発汗を促してくれる適度な辛みは◎ 長ネギ、しょうがなどがおすすめ。のどに症状がでやすい方はしそも〇

ほこりや強い香りに気を付ける

鼻水、鼻づまりなどがあるときは花粉だけでなくほこりや強い香水なども原因のひとつになっていることも。刺激を受け続けると鼻の粘膜が充血してはれてしまい、症状がますます悪化することもあるので、鼻に不調があるときはお掃除をしっかりすることはもちろん、香水なども控えてみましょう。

あたためる&冷やさない

東洋医学では鼻水やくしゃみ、のどの不調をともなう症状の方は冷えからも症状が重くなると考えるので花粉が飛ぶ前の冬の時期からまずは身体をあたためたり、冷やさないようにすることから気を付けます。あわせて冷やさないように冷たい食べ物や飲み物、服装にも注意しましょう。特に腰から背中、首や足を冷やさないようにマフラーや靴下、冷えに悩んでいる方は毛糸のパンツや腹巻などもおすすめ。ヨガ中などは着脱可能な羽織るものやヨガソックスなどを。※ただし目のかゆみがつらいという方は熱を加えるとかゆみがますので、目の周辺をあたためるのは避けましょう。

汗ばむ程度の運動や入浴

余分な水分がたまっていると鼻水などの不調がでやすくなります。夏に比べて冬場は汗をかきにくいので汗ばむ程度の運動やゆっくり入浴して汗をかくことを習慣づけることで春の花粉の時期の症状を強くしない準備ができます。

花粉症のための簡単セルフケア

背中の上部、肩甲骨の間のあたりをあたたかくなるくらいこすりましょう。手が届かない方は手ぬぐいやタオルなどでこすってもOKです。

鼻水などの症状があるとき

髪の生え際の中央から親指幅分くらい上の部分をやさしくマッサージしてみましょう。意外と硬くなっている人が多い箇所です。

鼻づまりがあるとき

小鼻の両サイドを人差し指の指先でやさしく押してしてみましょう。爪が長い方は指先でなく指の腹でOKです。

目のかゆみがあるとき

手の甲の親指と人差し指の間を手首に向かってたどり、骨にぶつかったところを人差し指側に向かって押します。

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