「人間関係に疲れた…」そんなとき役立つ3つのヒント【疲労回復とヨガ#17】

 「人間関係に疲れた…」そんなとき役立つ3つのヒント【疲労回復とヨガ#17】
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井上敦子
井上敦子
2020-11-21

人間関係の悩みはどこにいてもつきものです。良好な人間関係を築きたいと思っても「人のことを気にし過ぎてしまう」「イライラしてしまう」など、さまざまな理由からうまくいかないと感じる人も多いのではないでしょうか。人間関係に悩んだり疲れてしまったとき、あなたはどうしていますか?ヨガの教えには、自分らしく心地よく生きるためのヒントがたくさん詰まっています。今回の【疲労回復とヨガ】ではヨガの教えをベースに、人間関係に疲れてしまったときの対処法をお伝えしていきましょう。

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人のことをつい優先させてしまう

人の顔色を気にし過ぎたり、人を優先させる優しさが強すぎたりすると、一番大切な自分のことを後回しにしがち。大切な人との人間関係を守るために、またはその場を丸く収めるために、ついつい自分を犠牲にしてしまうこともあるでしょう。この『自分よりも他人を優先させる』という姿勢は優しさや謙虚さと近いところがあるので、一見すると人間関係を上手に保っているように見えるかも知れません。

でももしもあなたがその人間関係に疲労感を覚えるのであれば、知らずのうちに自分を我慢させたり傷つけてしまっているサインなのかも。それは自分を大切に出来ていないということ…。もし「自分を大切に出来ていない」と感じるのであれば、まずは自分のことを優先させるようにシフトしてみましょう。

ヨガのとても大事な教えに「アヒムサー」という教えがあります。日本語では非暴力と訳されるこのアヒムサ―の教えは、自分や周りの人・動物や自然など全てのものを出来る限り傷つけないようにしましょう、という教えです。日本では特に、他人に迷惑をかけないように振る舞うという文化があるので、ついつい自分を犠牲にしてしまいがち。でも、自分で自分を傷つけてしまい大切にできないようであれば、結果的に周りの人たちも同様に大切にすることが難しいものです。

自分を犠牲にしていると感じたら、勇気を持ってまずは自分を一番大切にするように心がけてみましょう。自分を大切にしていくとやがて自分が満たされていくので、結果的に人間関係も円滑に回り出すはずです。

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