「外見への自己嫌悪」を極めても人生の役には立たない|"自己嫌悪山"から下山するために今すべきこと

 「外見への自己嫌悪」を極めても人生の役には立たない|"自己嫌悪山"から下山するために今すべきこと
Nao Yoshino
吉野なお
吉野なお
2020-08-30
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周りからのネガティブに賛同しない

究極の自己嫌悪になると「私はブスだから他人にブスだと言われて当然だ」と思い込んでいる女性もいます。でも、自分で思うのと他人に言われるのとでは、全く違うんです。例えば、自分でぼんやりと「整形したいなぁ」と思うのと、他人に「整形しなよ」と言われるのでは、結果は同じでも意味合いが全く違いますよね。
あなたの体や容姿は、あなたのもの。だから誰かが安易に貶したりコントロールしようとするものではありません。例えあなたに向けられた言葉であっても、その言葉の持ち主は相手のもの。反芻することで自己嫌悪に追い討ちをかけるような言葉には賛同しなくて良いのです。

私でも時々、うまくいかないことがあると答えの出ないネガティブ思考に陥ります。でもそんな時は心のブルドーザーでネガティブ山を切り崩します。それから面白そうな映画を探してみるとかメイクの研究をしてみるとか、散歩をして体を動かしたりします。自分にとってプラスになる経験や知識を増やした方が、圧倒的に将来のためになるからです。

じっとしていても人生は変わらないので、物事の視点を変えるか、何かを行動に移すこと。そうするうちに思わぬところへ人生が転がっていくかもしれません。

まとめ

①自分の嫌なところを探して集めて頂点を極めても、自分を好きになることには繋がらない
②自分を好きになると言うことは、魔法のように一瞬でできることではない
③でも「自分を嫌いになるのを止める」ことはできる!

吉野なおコラム山写真
photo by Nao Yoshino

ライター/吉野なお
プラスサイズモデル。雑誌『ラ・ファーファ(発行:文友舎)』などでモデル活動をしながら、摂食障害の経験をもとに講演活動やワークショップなども行っている。

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