マインドフルネスがビジネスマンを魅了する理由

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マインドフルネスがビジネスマンを魅了する理由

マインドフルネスは、いつでもどこでもできる

至福と静けさを見つけるためのテクニックは多数ある。しかし、マインドフルネスは、現代に適合させた古代仏教の瞑想方法で、一日中、ストレスフルな状況でもいつでもできるところが特に魅力的だ。この瞑想方法は、呼吸を使って今この瞬間に自分をおくことが特徴だ。そして、他の瞑想と異なるところは、いまそこにある自分の考えや感情、感覚に、ジャッジすることなく気づいていくこと。「2600年前の仏教の教えに起源をもつ古典的なマインドフルネス瞑想と現在西洋で実践されているマインドフルネス瞑想は、ジャッジが出発点になっています」と言うのはエモリー大学宗教学部の准教授ジョン・ダン博士。古典的なマインドフルネス瞑想は、特定の考えに「良くも悪くもない」というラベルを貼り、それを自由にさせておく。マインドフルネスの練習をするとき、「あなたは、経験の本質は心にあることに気づこうとしています」とダン博士。「そのため、善悪で物事を判断しないようにするのです」。

マインドフルネス ビジネスマン 瞑想 安楽座
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マサチューセッツ州ウースターにあるマサチューセッツ・メディカル・スクール大学の名誉教授で、アメリカでもっとも有名なマインドフルネス瞑想の方法を作り、マインドフルネスをベースにしたストレスケアで知られるジョン・カバット・ジン博士は言う。「マインドフルネスは、蓮華座になって、まるで英国博物館の彫刻のように座るものではありません。瞬間、瞬間の自分の命を本当に重要なものとして生きるということです」。
そしてマインドフルネスは、成功への即効性を求めるCEOやトレーダー、ベンチャービジネスへの投資家などのためのものでもない。これは、仕事で生産的であるためや、関係性をよりいきいきとさせるため、そして悟りへと近づくための方法だ。自分次第でシンプルにも複雑にもできる、とても豊かなプラクティスなのだ。

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Translated by Mami Larch
yoga Jouranal日本版Vol.41掲載

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