誰もがコロナうつになり得るから...心の健康にも繋がるウォーキング・メディテーションとは

 誰もがコロナうつになり得るから...心の健康にも繋がるウォーキング・メディテーションとは
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コロナ禍の影響を受け、たくさんの人が不調に悩まされたり、自律神経のバランスを崩す、鬱になるというニュースが世界中で溢れています。そんな筆者も自粛生活に疲れた一人。そこで取り入れたのがウォーキング・メディテーションです。

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ウォーキング・メディテーションとは

Javier García
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メディテーション(瞑想)と聞くと、つい座って、もしくは仰向けで横になって目を瞑るという方法を思い浮かべる方もいるかもしれません。しかし、現代のメディテーションの世界では様々なやり方があり前述したようなメディテーション以外にも、Google社など大手企業が社員研修に導入していることで有名な「マインドフルネス・メディテーション」や、書く瞑想と呼ばれる「ジャーナリング」や、食べる瞑想と呼ばれる「マインドフル・イーティング」など多種多様な方法が存在します。今回、紹介する「ウォーキング・メディテーション」もそのひとつ。

ウォーキング・メディテーション(Walking Meditation)のルーツは仏教にあり、禅宗で座禅中の疲れや眠気をとるために一定の場所を歩く「経行(きょうぎょう/きんひん)」のことを指します。

ウォーキングメディテーションのやり方

  1. ウォーキング・メディテーションでは両足が前後離れないように歩くようにします。手は右手で左手で拳を作り軽く握り、身体の前か後ろで手を組みます。目は開けたまま2メートルくらい先を見ます。
  2. 右足のつま先と左足のかかとが一直線になる歩幅になるように、左足を前へ踏み出します。
  3. 2同様に、 反対の足を踏み出します。
  4. 少なくとも10分は続けて行うようにしましょう。

ウォーキング・メディテーションのポイント

ウォーキング・メディテーションの目的は、その他のメディテーションと同じ。「心を”今”に集中することです」。

一般的に「歩く」というのは、目的地へたどり着くことが目的。歩いている間、考え事をしたり、仕事の予定を組み立てたり、またスマホをいじりながら「ながら歩き」をしている方もいるのではないでしょうか。

ウォーキング・メディテーションの場合は、歩行時の筋肉、自分の身体の中に起きる感覚、足と地面がふれあう感覚など、細部に意識を向けて一つ一つ丁寧に観察していくことがポイント。

慣れない内は、「左足を前へ」、「右足を前へ」など、頭の中で唱えるようにすると雑念に邪魔されることなく”今”に集中できます。もし、いつの間にか新しい思考に邪魔されたり、足が痛くなったりして心が引っ張られそうになった場合は、一度立ち止まって思考や感覚が収まるまで待つようにしましょう。

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