「誰もが羨む結婚相手」の落とし穴とは|川村真木子×胎盤JD対談#モヤるのがおかしい?

 「誰もが羨む結婚相手」の落とし穴とは|川村真木子×胎盤JD対談#モヤるのがおかしい?
NATSUKI MINAMI
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「俺様系」を生み出す、メディアの影響

胎盤JD:家庭環境や教育も影響していますよね。「女性は一歩下がって」っていうのを子どもの頃から見ていると、男性たちも「女性は俺を立ててくれないとだめ」という思考になっていくというか。

川村:それはあると思いますね。子どもの頃にいつもお父さんを立てているお母さんを見ていてこれが家族だと思い込んでいるとか。あとは文化の要素が大きいんですけど、私の年代のアラフォー男性がそんな感じだったらまあ時代的にもしょうがないなとは思うんだけど、胎盤ちゃんの世代でもそうっていうから、なんかもう直しようがないなと思っているんですけど。日本の学校や日本のメディアの洗脳を受けて育つとどうしても女性は自分に自信が持てないし、男尊女卑というものが幼い頃から自然と身に着いちゃうんじゃないですかね。

胎盤JD:メディアという点でいうと、うちはほとんどテレビを見ない家だったんですけど、私自身はぎりぎりテレビを見る世代かもしれないんです。でもやっぱりテレビよりもYoutubeなどのネットの方の影響が大きいですね。YouTubeはテレビみたいにしっかりした放送基準みたいなものがないから、余計に危ないように思えます。例えばYoutubeでも男尊女卑というか、女たたきの動画ってあるんですよ。ちょっと前ですけど、ユーチューバーの男の子2〜3人が街を歩いている女の子の顔をみて、ブスだのなんだの勝手に点数をつけて評価していくチャンネルがあって、めっちゃ炎上したんですけど。そういうのを見て「女の子の人権をふみにじっているし最低だな、こんなのは見たくない!」って思える男の子になってほしいし、そういう心を育てられるかが大事だなって思います。

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Text by Mayumi Hasegawa



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