季節の変わり目にありがちな睡眠の悩み|寝付けない人・眠りすぎてしまう人が行うべき朝の習慣とは

 季節の変わり目にありがちな睡眠の悩み|寝付けない人・眠りすぎてしまう人が行うべき朝の習慣とは
Adobe Stock
仁平美香
仁平美香
2020-05-10
広告

寝付けないひとは、光とうまくつきあってリズムを取り戻して

交感神経と副交感神経は1日の中でもリズムがあります。リズムがうまく働いていると日中活動すべき時間には交感神経が適切に働いて頭が冴えて活動的になり、夜間は副交感神経が優位になることでリラックスして眠くなります。

現在は、不安なニュースも多くストレスがたまりやすいのはもちろん、夜中でも電気の光によっていつでも明るい状況が作れるのでこのリズムが乱れやすくなり、夜、寝ようと思っても眠れないという方も多くなっているでしょう。

とくにパソコンやスマートホンなどのブルーライトは交感神経の働きを高め続けてしまうのでブルーライトカットの保護シートや眼鏡などを活用して緩和する事とともに、寝る前の時間帯はできるだけ観ないようにして呼吸だけに意識を向けていつもよりゆっくりと呼吸を繰り返して目を閉じてみましょう。

そして起きたらすぐに太陽の光をあびる習慣をつけるのも◎

起きて太陽の光をあびると、浴びてから14~16時間後に眠くなり、眠くなり始めてから2時間程経つとその働きがピークを迎えるとされています。例えば朝6時に起きて太陽の光を浴びると、22時~23時頃には眠りにつきやすくなります。晴れの日だけでなく、雨や曇りの日でも雲のむこうに太陽は昇っているので、天気にかかわらず朝いちばんにまずはカーテンをあけましょう。

ヨガの練習の際に行う太陽礼拝は名前の通り、昇ってきた太陽に感謝して朝練習するのが自律神経のリズムを整えるためにもとてもよいですね。

朝起きたら、まずはカーテンをあけて空の様子を確認しながら太陽の光とともに1日をスタートしてみてくださいね。

ライター/仁平美香
ヨガ講師(月経血コントロールヨガ、産後ママのためのメンテナンスヨガ、体軸ヨガ講師養成スクール講師)、セラピスト(内臓・骨盤底ケアforwomenなどのメニューを担当及び整体スクール講師)、栄養士。一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのヨガ協会代表。女性のためのイベントYOGAWOMANにて講師を担当する他、企画運営にも携わる。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等著書多数。雑誌・WEB等コラム監修も行う。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



RELATED関連記事