「生徒に必要なものを理解する」レッスンのために大切なこと

 「生徒に必要なものを理解する」レッスンのために大切なこと
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櫻井麻美
櫻井麻美
2020-04-15
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正しいアライメントのために、インストラクションにもひと工夫!

生徒さんの様子を見て、負荷が高そうだったら軽減する必要があるし、余裕そうならば深めるインストラクションができるでしょう。ここで大切なのは言葉の使い方です。「つらい人は○○していきましょう」と伝えるのも悪くありませんが、プライドの高い方は、自分は大丈夫!とポーズを緩めることはないでしょう。「進める方は○○しましょう」など、プラスの方向に声掛けできた方が、ちょうどよい場所を選んでもらえるでしょう。

そしてもうひとつ、生徒さんに無理なく自分に見合ったポーズをとってもらえるように、生徒さん自身でもわかる的確なポイントを伝えましょう。「背筋がしっかり伸びている人は○○しましょう」「膝が伸ばせる人はさらに○○です」など、辛い・辛くないなどの抽象的な概念より、見てすぐわかる的確な判断基準を伝えるのも効果的です。インストラクターがポーズができるからと言って完成形だけを見せるのではなく、相手に合わせた段階のポーズを見せることも必要です。

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