足をケアして体の緊張をほぐす!アーユルヴェーダ式フットケア

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体のこわばりをほぐす!アーユルヴェーダ式フットケア

普段忘れてしまいがちだが、足は、いわば「自分の土台」。足をケアすることで、体のパーツの緊張を解くことができる。アーユルヴェーダ式のケアで、自分の土台にいい波動を与えよう。

足をマッサージされるのは気持ちがいいものだ。でも、フットマッサージは、美容トリートメントと言えるのだろうか。「美を高めてくれるんです」とアーユルヴェーダのライフスタイルカウンセラーであり、『Ayurvedic BeautyCare(アーユルヴェーダの美容ケア)』の著者であるメラニー・サックス氏は言う。「フットマッサージは、目の緊張をほどき、顔を緩めてリラックスさせ、美しさを簡単に滲み出させてくれます」とサックス氏。彼女の言葉は、足にある目と関係の深い4 つの神経について述べられている伝統的なアーユルヴェーダの教典『 アシュタンガ・フリダヤ』に基づいている。

アーユルヴェーダ式フットケア
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「 自分の手を使って脚をマッサージすると、上半身と下半身の間に流れている微細なエネルギーの経絡をつなげ直してくれます。また、足をよくマッサージしてあげると、地面に立ったときや座ったときに、地球とつながる感覚が強まり、安定し、リラックスした心の状態を与えてくれます」。加えて、とサックスは続けた。「オイルを塗られた足は、ひび割れや皮むけをすることが少なくなり、真菌やバクテリアの感染も抑えてくれるのです」。

 

アーユルヴェーダ式フットケアの方法

1. 準備

以下のレシピを参考に、今の自分のニーズに合う方法でフットバスを用意する。

★クールダウンしたいとき

フットバスに水を張り、はちみつ大さじ1、ドライラベンダーと生のバラの花びらを混ぜたものを一握り入れる。ラベンダーの精油やローズの精油を使ってもよい。マインドを鎮めたいときによい。

★体を温めたいとき
フットバスにぬるま湯を張り、ジンジャーパウダー小さじ1 を入れる。体に活力を生み出し、循環を良くする効果がある。

★リラックス&元気を出したいとき
洗面器などにお湯を張り、約3.7ℓにつき大さじ3 のエプソムソルト(硫酸塩マグネシウム)を入れる。むくみや疲労感を取り除き、血行を促す効果がある。

 

2. フットバスをする

足をフットバスに沈め、リラックスして10 分間。お湯から足を出したら、パッティングして乾かす。ごま油かオリーブオイルかココナッツオイルを足に塗る。どのオイルを使うときも、マッサージをするときにたっぷりと使えるよう、十分な量のオイルを手に取ることを忘れずに。

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3.マッサージをする

右足からスタートする。足首まわりを円を描くようにマッサージし、左手でふくらはぎの筋肉をかかとの骨に向かって押し下げるようにする。これを3 回行う。かかとをつかんだまま、足指の付け根を後ろに引き、足首を曲げたり伸ばしたりを数回行う。小さな円を描きながら、足指の間をマッサージし、水かきの部分をつまむ。足の甲の筋の溝に親指を上下にすべらせるようにする。

 

4. 足裏のマッサージ

右足首を曲げて足裏が自分のほうに向くようにする。手の親指が足の母指球の下になるようにして両手で足をつかむ。母指球の下から上に向かって親指を押し出し、足指を根本から引き離すようにする。さらに、親指母指球からそれぞれの足指の先までスライドさせるようにしてマッサージする。これを数回繰り返す。次に、かかとからつま先までを手のひらの付け根を使って力強くマッサージ。手の親指を足の縁に沿わせてかかとからつま先に向かって手のひらを動かし、土踏まずでは深く手を押し込むようにする。背中のハリを取りたいときは、拳を作ってできる指の関節を使ってマッサージするとよい。

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5. 優しくツイストする

右足首を右手でつかみ、つま先を左手でつかむ。足を時計回りに回し、次に反時計回りに回す(これは足にとっての背骨をツイストするようなものである! とサックスは言う)。足の親指をつかみ、指先で大きな円を描くように回す。首の痛みやハリを和らげるため、両手のひらで親指を挟んでさすり、肩のハリを緩めるために小指の付け根をさする。左手のひらで8 の字を描くようにして足裏全体をマッサージしてフィニッシュ。

6. 活性化させる

足裏を何度か手のひらで叩く。足裏の真ん中を手のひらで押す。これは、アパーナヴァーユ(ヴァータの下へ向かう動き。ヴァータとはアーユルヴェーダでいう空と風の質)の健全な流れをサポートする。ここまで行ったら、左足も同じように行う。

7. 仕上げ

最後に足をお湯で流して拭き、清潔なコットンの靴下を履く。足が守られているという感覚や、柔らかさ、快適さ、敏感さを感じられる。

Translated by Mami Larch
yoga Journal日本版Vol.37号掲載

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