ヨガでアンガーマネジメント!頭にきた日には月礼拝で怒りを鎮めよう

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ヨガでアンガーマネジメント!頭にきた日には月礼拝で怒りを鎮めよう

音楽や照明、時間帯にこだわって、ムードを盛り上げよう

レイによる月礼拝のシークエンスは、太陽礼拝とすべて異なるわけではない。しかし、その目的、ペース、動きの性質は完全に異なっている。月エネルギーを高めるために、レイは時間をかけて練習の雰囲気を意識的に盛り上げることをすすめる。できれば、月の見える場所で練習するか、天気がよければ夕方、屋外で練習してみよう。屋内なら、照明を落とし、キャンドルを何本か灯し、子宮の中のように安心できる環境を演出してみよう。癒し系の心地よい音楽もムードづくりに役立つだろう。自分にとって何が効果的か試してみよう。
月礼拝に入る前に、月光瞑想によって月とのつながりを深め、内側に意識を向けて練習における感受性を養おう。さらに内側への集中力を高めるために、ポーズからポーズへ移るときに伝統的な月のチャンティング、「オーム ソーマヤ ナマハ」を繰り返してもいい。
一つひとつの動きの性質に特別な注意を払おう。素速く動いたり、太陽礼拝でやるようにジャンプしてポーズに入ったり出たりすることなく、まるで水中を動いているかのように、ゆっくり動いてみよう。また、ポーズの中で自発的な動きを加えることもできる。たとえば、発熱を促す後屈であるコブラのポーズにすぐ入っていく代わりに、両肩を後ろへ回転させ、左右にゆすってから、あなたなりの自然なコブラのポーズにたどり着いてもいい。レイはこれをサハジャ(「生来の」「自発的な」という意味)と呼び、「生来の内なる叡智に耳を傾けたときに生まれる自発的な動き」と表現する。
可能なら、月礼拝は夕方に練習してみよう。太陽礼拝は伝統的に日の出とともに行われていた。それは太陽に畏敬の念を表し、一日の始まりに体をウォームアップする方法だった。であるなら、月礼拝を月が出ている夕方から行うのも理にかなっている。安眠の準備に最適の手段であるだけでなく、ヨガの指導者でヨガジャーナルの定期寄稿者でもあるリチャード・ローゼンが指摘するように、日の出と日没はハタヨガの練習に最適の時間帯だと考えられてきた。
「この時間帯には、明るさと暗さのバランスがとれています。昼でも夜でもない。あなたはその2つの交差点にいるのです」とローゼンは説明する。「これはあなたの体の内面にも影響します。つまり、あなたの温かいエネルギーと冷たいエネルギーもまたバランスがとれた、練習するのにふさわしい時間帯なのです」

生理中の女性にもおすすめ

一日の時間帯に加えて、練習する時期も考慮しよう。レイは、新月、満月、下弦の月(満月から14日目)から2、3日を選ぶことをすすめる。「生理中の女性にとって、月礼拝は低エネルギー日の鎮静薬になりえるんです」とレイは付言する。
もっとも大事なことは、ゆっくり動くことだ。太陽礼拝でやるように吸う息または吐く息にシンクロさせる必要もない。とにかく、丹念につくられた食事と同じように練習を十分に味わい、そして意識を今だけに集中しよう。
「この練習は、応急処置的なものではありません」とレイは言う。「ゆっくりと動き、ポーズに目標を持たないアーサナを通して流れていくことは、たとえ20分間であっても、心身の回復やありのままの自分を受け入れる能力という点では、驚くような波及効果が生まれます。重要なのは、どれだけ長くやったかではなく、心の在り方の質なのです」

Photos by Jasper Johal
Sequence and model by Shiva Rea
Translated by Moe Ide
yoga Journal日本版Vol.21掲載

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