友達のSNSで落ち込む人へ。幸せになるためのエゴとの付き合い方

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友達のSNSで落ち込む人へ。幸せになるためのエゴとの付き合い方

NORA ISAACS
NORA ISAACS
2018-01-20

友達がinstagramにフォトジェニックで充実した私生活をアップしていると、なんだか自分がつまらない人間のように感じてしまう。あるいは、ヨガのレッスン中、難易度の高いポーズで失敗してしまい、それ以来自分がものすごく能力の低い人間のように感じてしまう…そんな経験はないだろうか。他者と比べて抱く劣等感は、エゴが悪く作用した結果である。エゴとは何だろう、そしてエゴに振り回されないためにすべきことは何だろうか。

北カリフォルニアでビジネスコンサルタント業を営むメリル・グウェンは、これまで10年間ビギナークラスに通い、ヨガに励むなかで、自分自身のことを優秀な生徒だと思うようになっていた。「どんなポーズもすることができたし、身体能力にも自信があったからです」と、自称「回復中の元完璧主義者」のメリルはそう振り返る。
事態が一変したのは、ある日参加した中級者向けクラスでヘッドスタンドに差し掛かったときだった。バランスをうまくとることができず、首が痛み、ポーズはできそうに感じられなかった。
「一瞬にして、優秀な生徒から、出来の悪い生徒へ転落したような気がしました。それからは周りの生徒のことが気になってしまい、自分には無理だと思うようになったんです」。ヘッドスタンドを避けたいがばかりに、クラスの途中で練習を終わらせるようになり、レッスンから足が遠のくようになったという。

エゴに振り回されず幸せになるための方法
(Photo by PIXTA)

メリルが体験した、ポーズが取れないことで抱いた劣等感は、エゴ(自我)が、「気づき」というフィルターで抑制されていないと、いかに害をもたらすかという一例だ。実際に私たちは、エゴの引力を日々感じながらも、それがどれほど幸福を遠ざけているかについては自覚していない。ヨガの智慧は、心と体、そして感情を観察するためのツールとなり、エゴの支配下にある状況に気づかせ、本質へ立ち戻ることを教えてくれるだろう。

Translated by Kanako Izawa
yoga Journal日本版Vol.35掲載

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