心配事が尽きないのはなぜ?|心理学的アプローチで悩み知らずのマインドへ

 心配事が尽きないのはなぜ?|心理学的アプローチで悩み知らずのマインドへ
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石上友梨
石上友梨
2019-11-11
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1.イメージで心配事を流そう

イメージ法で心配事など、嫌な考えを流していきましょう。基本的に「考えやイメージ」は、頭の中に浮かんでは消え、浮かんでは消えていくものです。注目してしまうことで脳内の滞在時間が長くなります。注目しなければ、自然と消えていきます。

やり方

1.まずは空をイメージしましょう。

2.柔らかな風が吹く草原に寝っ転がり、空を眺めている自分をイメージをします。想像の中の自分は、頭の下で腕を組んだり、両手両足を広げたリラックスしたポーズしています。実際に同じポーズを取っても良いです。ゆったりとした呼吸を続け、気持ちもだんだんとゆったりしていきます。

3.空を眺めていると、雲が流れてきます。雲がふわふわと右側から左側へと流れてきます。流れていく雲をしばらく眺めます。流れてきた雲の上に、頭に浮かんだ考えやイメージを乗せて行きます。ふわふわとした雲の上に「心配事」が乗っかっていることをイメージします。

4.「明日は晴れるかな」「お腹が減ったな」「夕飯は何にしよう」「明日の仕事うまくいくかな」…雲は浮かんでは右から左へ流れていきます。心配事が乗った雲も、そのまま左側に流れ去っていきます。その雲の流れを眺め続けます。雲なので、そのうち自然消滅したり、どんどん視界から消えていきます。

POINT:「この雲はやく消えないかな」「不快な雲だ」とか評価したり、感想は言わず、ただ「マルマルという考えが乗った雲が流れている」と事実だけに気づき、そのまま流れに任せて放っておきます。

もしうまくイメージできない時は、実際の雲を眺めながらやっても良いかもしれません。心配事は雲に乗せてしまい、過度に注目せず、自然と流していくイメージを持ちましょう。

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