ヨガを続けているのにポーズができない…と思った時に見直したいこと

 ヨガを続けているのにポーズができない…と思った時に見直したいこと
Photo by Jade Stephens on Unsplash
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先を急ごうと焦らない

ポーズができない、できるようになりたいと気持ちが焦り、無理矢理ポーズをとろうとしていませんか?何となく痛みがあるけれど我慢できる程度だから…あともう少しだから…と体の声を無視した動きをすると、場合によってはケガに繋がってしまうこともあります。気持ちだけが先走らないよう、自分の体を丁寧に扱ってポーズの練習をしましょう。

ポーズのありかたを考える

ヨガの経典「ヨーガスートラ」では、ポーズ(アーサナ)について以下のように説明されています。

アーサナ(坐方)は、安定した、快適なものでならない。(第2章46節)

これは体だけでなく、ポーズをとっている最中の心も安定で快適であるということです。人と比べてできたできないに一喜一憂する。エゴでポーズを取ろうする。そんな時の自分の心と体は安定や快適さから遠ざかっていませんか?自分にとっての安定や快適とは何か、一度立ち止まってポーズの練習をしている自分を振り返ってみましょう。

ヨガのポーズは今までに身についた体や心(思考)のクセを直すことでもできるようになっていきますが、クセを直すの簡単なことではなく、時間がかかるものです。すぐにできるようになるポーズがある一方で、数か月、数年かかることも珍しくありません。ここであげた4つのポイントを思い出して、毎回体と心の状態にきちんと向き合って焦らずに練習を続けてみましょう。それが後で色々なポーズを練習する上で大きな土台にもなっていきますよ。

ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指す。RYT500取得、リストラティブヨガTT修了。Instagram:@kayoko_yo

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