ベジタリアンな日々は最悪だった―ヨガの権威が実践する「倫理的な雑食」とは

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ベジタリアンな日々は最悪だった―ヨガの権威が実践する「倫理的な雑食」とは

VALERIE REISS
VALERIE REISS
2018-01-13

ヨガを始めて食生活が変わったという人も少なくはない。コア・ストレングス・ヴィンヤサ・ヨガの設立者で、The 21−Day Yoga Body』の著者であるサディー・ナーディニも、その一人。学生時代にヨガに出会った彼女は、一時期はベジタリアンになるものの、いまはやめている。なぜベジタリアンをやめたのか、また、彼女が今実践している食生活はどんなものなのか、話を聞いた。

アイオワ州アイオワで育ったサディー・ナーディニは、加工肉やたっぷりの砂糖を常食していた。大学に飛び級した彼女は、ヨガを始め、残虐な工場式の畜産についてや、食肉を育てることが環境にどれだけ悪影響かを学んだ。そして、校外学習で食肉加工場に行き、動物たちが情け容赦なく虐殺されるのを見てトラウマになるほどのショックを受けた。肉を食べることに恐れを感じた彼女は、ホリスティックな栄養士によるバランスのとれた食事指導のもとベジタリアンになった。しかし、ベジタリアンだった6年の間は「最悪だった」と彼女は言う。「いつも病的だったし、疲れきっていました」

6年ぶりに肉を食べて生きる力がみなぎった

その後、彼女はアーユルヴェーダの栄養士に出会い、少し動物性のものを食べると体質が改善されるかもしれない、と言われる。「肉は感覚を鈍らせる場合もあるが、グラウンディングさせることもあるというアドバイスを受けている人もいました」。サディーは初め、倫理的、そして健康の観点からこの意見には反対だったが、最終的にはその意見を取り入れることにした。そしてその結果は良好だったのだ。「オーガニックのソーセージが6年ぶりに食べた肉でした。私はそれをがつがつと食べ、生きる力が再びみなぎってくるのを感じました」。

ベジタリアンな日々は最悪だった―ヨガの権威が実践する「倫理的な雑食」とは
(Photo by PIXTA)

彼女の日常では、自分の肉体のニーズへの自尊心もアヒムサーに含まれる。最近、サディーはベジタリアンではない。適度に、そしてできるかぎり地元の小規模な畜産農家のオーガニックの肉を買う。「私は、自分の活力のためだけでなく、環境のことを考えて食べている多くの人々の代表です。私たちは、どちらかに偏ることなくバランスを取るべきなのです」

 

サディー・ナディーニの「倫理的な雑食」を理解する4つのヒント

冷蔵庫にいつもあるもの
生姜こんぶ茶、オーガニックベビーケールとほうれん草、オーガニックのイタリアン・サラミ。

小腹が空いたら食べるもの
つぶしたアボカドとトマト、フムスをグルテンフリーのパンにのせたもの。

元気が出る食べ物
トスカーナの高品質な赤ワインをグラスに一杯。

食べることへのヒント
コールドプレスのオーガニック・エクストラバージンオリーブ油で、なんでもおいしくなる。

Translated by Mami Larch
yoga Journal日本版Vol.39掲載

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