「厳しい食事制限は健康的ではない」ヨガの権威が実践する「ほぼベジライフ」に学ぶこと

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厳しい食事制限は健康的ではない―アメリカのヨガ講師が実践する「ほぼベジライフ」に学ぶこと

VALERIE REISS
VALERIE REISS
2018-01-11

ヨガをしているからには、ベジタリアンになるべき? サンマクロスヨガスクールの設立者兼ディレクターで、テキサス州在住のヨガ講師クリスティーナ・セルが実践するのは、「ほぼベジタリアン」という野菜中心の食生活。だが、肉を禁忌としているわけではない。彼女に、食との向き合い方を聞いた。

10年ほど前、クリスティーナ・セルは、ヨガリトリートで姉妹と一緒にハイキングをしながらベジタリアニズムについて話していた。突然鹿が道を横切り、立ち止まってふたりを見つめた。それは、アイコンタクトを超えた、何か意味のあるもののようだった。その夜の食事では、ふたりは肉を食べたいと思わなかった。そしてそれ以来、セルはほとんど肉を食べていない。「顔を持っているもの、もしくは私の前から逃げることができるものについては、それを食べないためのベストを尽くします。食べるものは山のようにあります。何を選ぶかは、個人的であり、環境に関連があり、そしてコミュニティの共通認識を伴います。通常私は肉を食べないということを選択しています。なぜなら、私は自分自身で動物を殺すことをしないからです」。

ヨガの権威が実践するほぼベジライフに学ぶこと
(Photo by PIXTA)

ただ、たまの家族旅行のときは例外だ。なぜなら、回復しつつある過食症患者のように厳格な食事制限は、彼女にとっては健康的ではないと分かったからだ。「食事に対して厳格であることは、私にとってはつるつる滑る坂道のようになりかねません。制限をすれば、その分の反作用があるのです」

何を食べるかではなく、どう食べるか

セルにはベジタリアンが合ってはいるが、ビーガンやローフード、マクロビオティックなど、多くのものが彼女を苦しめた。現在彼女のルールは「お腹が空いたら食べること、お腹がいっぱいになったらそれ以上は食べないこと、食べ物を捨てないこと」。ヨガの練習は、空腹や満腹を細かく感じるのに役立っている。食べることを楽しむこと、そして自分自身を「グルメ」とさえ呼ぶことは、彼女にとって癒しでもある。セルはよく料理をするし、夫と食事を楽しむためのデートをすることもしばしばだ。
 

クリスティーナ・セルの「ほぼベジ」ライフを理解する4つのヒント

冷蔵庫にいつもあるもの
いろいろな野菜、ヤギのチーズ。

小腹が空いたら食べるもの
マジョールデーツにカシューナッツと砂糖漬けの生姜を詰めたもの。

元気が出る食べ物
温かいチャイ。

食べることへのヒント
ギーと上質な海塩はどんな料理もおいしくしてくれる。

Translated by Mami Larch
yoga Journal日本版Vol.39掲載

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