ダイエットに必須!「納豆汁」でたんぱく質を摂取【痩せる和風スープ #6】

 ダイエットに必須!「納豆汁」でたんぱく質を摂取【痩せる和風スープ #6】
Kazuki Maruo
圓尾和紀
圓尾和紀
2019-10-06

旬の食材、発酵食品…先人たちの知恵や工夫がたっぷり詰まった「和食」は、私たちを健やかな心身に導き、腸内の環境を改善することでスリムな体形も叶えてくれます。食の欧米化が進んだ現代社会で、今こそ昔ながらの「和ごはん」に立ち返りませんか?一汁一菜でなくてもOK!手軽に日常の食卓に取り入れられる和風スープレシピを、管理栄養士の圓尾和紀さんが連載形式で教えてくれます。

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ダイエット中こそたんぱく質不足に注意を

ダイエットというと、高カロリーのものや甘いものなど、太ることにつながるような食べ物をいかに"削るか"に意識が向きがちですが、同時に忘れてはならないのが"必要な栄養素をしっかりとる"ということです。あまり食事制限をしすぎると、逆に栄養不足が心配になりますし、ダイエットの効率も下がってしまいます。

しっかりとってほしい栄養素の一つがたんぱく質です。たんぱく質は筋肉をはじめ、髪や爪、肌など美しさを左右する場所を構成している成分でもあります。筋肉が落ちると代謝が下がって太りやすい体質になりますし、見た目の若々しさやツヤをつくる上でも重要です。

たんぱく質というと肉をしっかり食べるというイメージが強いかもしれませんが、何もたんぱく質は動物性のものだけでしかとれないわけではありません。植物性である大豆にもたんぱく質は豊富に含まれています。肉でたんぱく質をとるのに比べて、大豆にはたんぱく質の他に食物繊維やミネラルなども含まれており、一緒に摂取することができます。女性らしい体づくりを助けるイソフラボンが入っているのも魅力です。

今回ご紹介するのは…納豆を使った味噌汁「納豆汁」

パックを開けるだけで食べられる納豆は手軽に美味しく大豆を食べられる優れた食品ですが、そのまま食べたり納豆がけごはんにするだけは飽きてしまうことも。そんな時におすすめしたいのが味噌汁に納豆を刻んで入れる納豆汁です。今では納豆かけごはんがよくある食べ方ですが、江戸時代は納豆汁のほうが一般的だったとか。現代ではそれほど食べられなくなりましたが、今こそ注目したい食べ方です。

それではつくり方をご紹介しましょう。

材料(二人分)

・納豆 1パック
・絹ごし豆腐 1/4丁
・長ねぎ 1/4本
・カットわかめ(乾燥) 小さじ2
・だし汁 2カップ
・味噌 大さじ1と1/2

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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