呼吸が血圧を下げる?心と体に作用する5つの呼吸法

JEFF NERSON

呼吸が血圧を下げる?心と体に作用する5つの呼吸法

JESSICA LEVINE
JESSICA LEVINE
2017-10-27

ナーディショーダナ(片鼻呼吸法)

吸う息と吐く息を右と左の鼻腔を交互に使って行うこのプラクティスは、ナーディブロックを外し、浄化する。「ナーディとは体内にあるエネルギーの通り道で、生命エネルギー、宇宙エネルギーが流れると言われている」。そう言うのはコール博士。この効果は科学的に立証されてはいないが、この呼吸法を7日間行うと、興奮状態の神経系のバランスがとれたという研究結果がある。また、高血圧の人90名がこの呼吸法を行ったところ、血圧が下がり、集中力が増した。試してみよう。

▼ポーズの練習後、瞑想の準備として行おう。居心地よく座る。右手で優しくこぶしをつくり、鼻の前へ。親指と薬指を伸ばし、親指で右の鼻腔を優しく閉じる。左の鼻腔から息を吸い、薬指で左の鼻腔を押さえて閉じる。右の鼻腔を開けて、ゆっくり息を吐く。右の鼻腔から息を吸い、閉じる。左の鼻腔からゆっくり息を吐く。これで1回。3〜5回繰り返す。

クンバカ(息を止める)

「息を吸い切ってから10秒息を止めることができるなら、もう少し吸えるはずだ」とストーム氏は言う。なぜか? 息を止めることは、肺の中の圧力を上げることになり、これによって肺が完全に膨らんで容量が増えるのだ。結果的に、血液が心臓、脳、筋肉へと流れ込み、酸素が供給されることになる。

試してみよう

▼ポーズの練習後、瞑想の準備として行う。息を吸い、できるだけ肺を空気でいっぱいにする。10秒息を止め、もう少し息を吸う。その後、できるだけ長く、息を止める。注意点が1つ。不安感がある場合、息を止めるのが難しくなる。ストーム氏は、息を止めるのを3秒から始めるか、快適に止められるだけにするかにするのがいいと言う。そうして、自分のやり方で進んでいこう。

 

カパーラバティ(火の呼吸法、頭蓋骨を輝かせる呼吸法)

速く呼吸をするカパーラバティは、エネルギーを与え、交感神経を優位にする。脳の活動を計測する機器を使っての研究では、カパーラバティをすることで、集中力が必要なテストにおいて決断力がアップすることが分かった。しかし「すでにストレスを感じている人にとって、この呼吸法はあまりよくない」とストーム氏は言う。「なぜなら、火にガソリンを注ぐようなものだからだ」。

試してみよう▼

無気力な感じがする場合は、ポーズの練習前に行ってみよう。頭がもやもやするようなとき、脳を活性化させるために行うのもいい。まず深く、完全に息を吸い、ゆっくりと吐き切る。もう一度息を吸い、下腹部を素早くひっこめることで息を強制的に吐き出す。息を素早く吐くことで、息が自動的に入ってくる。25〜30回吐いてみよう。

 

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Model by Karita Cassia
Translated by Mami Larch
Yoga Journal 2015年10/11月号掲載

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