落ち込まない&すぐに立ち直るチカラ「レジリエンス」をトレーニングしよう

 落ち込まない&すぐに立ち直るチカラ「レジリエンス」をトレーニングしよう
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伊藤香奈
伊藤香奈
2019-09-19

生きていればいいこともあるし悪いこともある。落ち込むこともありますが、どん底の手前で止まるチカラ、そしてそこから早く回復する力を身に着けませんか?レジリエンスの定義から、ヨガ的側面からトレーニングする方法までまとめました。

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レジリエンスとは

近年、会社の研修等でも取り入れられるようになってきた「レジリエンス」。レジリエンスとは、「逆境や困難を乗り越え、成長の原動力に変えるチカラのこと」を言います。具体的には、困難に適応し、どん底の状態にまで落ちないように「自分をコントロールする力」と、精神的な落ち込みややる気が低下した状態から「早く回復する力」の2つと言われています。

レジリエンスと鈍感力の違い

「落ち込まない」力という意味では鈍感力という言葉も一時はやりましたが、鈍感力は「どんな状況でも平然としている、動じない、気にしない」というニュアンス。どちらかというと先天的な性格に近いものがあります。それに対しレジリエンスは、ストレスを感じ、落ち込んだり精神的な波が起こったとしても、それに適応し自分自身を積極的に変えていく力、というニュアンスです。後天的にトレーニングすることができるため、近年、会社の研修等に取り入れられるようになってきています。

レジリエンスの3ステップ

レジリエンスをトレーニングするには、3つのステップがあると言われています。STEP1では、現状を把握しどん底まで気持ちが落ち込まないようにします。STEP2では、マイナスに落ちてしまった気持ちややる気、エネルギーを回復させます。STEP3では、その全体を俯瞰的に把握し、将来への教訓とします。

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