「戦闘エリアでもヨガをした」元海軍特殊部隊指揮官が提唱するウォーリアー・ヨガとは

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戦地にヨガマット!米海軍特殊部隊を育てる「ウォーリアー・ヨガ」

MELINDA DODD
MELINDA DODD
2017-10-24

アメリカの海軍特殊部隊でも取り入れられているというヨガがある。いったいどんなスタイルなのだろうか? 創始者のマーク・ディバインに話を聞いた。

マーク・ディバインにとって「ワル」でいることは自然なことだ。51歳の元海軍特殊部隊指揮官(ニックネームはサイボーグ)は、身長185㎝、体重88㎏でまるで筋肉の壁のよう。中東での複数の任務を終了し、軍隊で肉弾戦を教える資格を持つ空手の有段者だ。しかし、彼は献身的なヨギでもある。アシュタンガヨガとヴィニヨガの上級トレーニングを受けた真面目なヨガの生徒だ。

ウォーリアー・ヨガ
(illust by ZÉ OTAVIO)

戦地での経験によって編み出されたヨガ

10年前、特殊部隊のバグダッドでの任務中、ディバインはウォーリアー・ヨガを始めた。「戦闘エリアにヨガマットを持って行きました」とディバインは言う。非常に気が滅入る3カ月の任務で、エクササイズによる息抜きが彼には必要だったが、最も近いジムに行くにもハイリスクな3時間のドライブをしなければならなかった。健康を保つために、彼は日々のヨガの練習を劇的に変化させた。一定間隔をおくトレーニングや戦うようなシークエンス、瞑想的な呼吸法のエクササイズをプラスしたのだ。各セッションの最後には、自分が家にいることを思い浮かべたものだった。「これに本当に救われました」とディバインは回想する。「戦闘に関するストレスを払いのけ、心身の調子を保ってくれました。そして、本物の明晰さや心の静けさを感じることができました」。


ここ数年間、ディバインが「ウォーリアー・ヨガ」と名付けた新しい訓練方法を海軍の特殊部隊は発展させ続けている。2007年、彼は1900㎡のトレーニング施設をカリフォルニア州エンシニータスにオープンした。そして後に、メンタルと体の健康を連動させる2つのプログラムを発表する。その名も「シールフィット(シールは海軍特殊部隊の名称)」と「アンビータブルマインド(負けない心)」。ウォーリアー・ヨガでもともと教えていたものだ(現在はトレーニング施設でそれぞれのクラスを受けることが可能)。

Translated by Mami Larch
Yoga Journal日本版 2015/8/9月号掲載

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