閉経はいつ訪れる?30代から知っておきたい生理の終わり方

 閉経はいつ訪れる?30代から知っておきたい生理の終わり方
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伊藤香奈
伊藤香奈
2019-07-01
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30代からできることは?

妊娠出産を考えている方は、兎にも角にも年齢との戦いになることを再認識しましょう。個人差はあるにしても40代前半で閉経することもあり得ます。閉経とはつまり、妊娠できる身体ではなくなるということ。生理が定期的に訪れることに感謝して、女性としての自分の体を労ってあげましょう。

閉経に向けて整えたいこと

1 もし、現在生理痛やPMS症状を薬でやり過ごしたり我慢したりでしのいでいるのであれば、もっと自分の身体に関心を持ち、不調症状現れたら都度対処できるような知識を身につけましょう。更年期症状が出た時にも、体の変化に気づき対処する意識が根付いていることが大切です。

2 (骨盤内の)血流が良くないと、卵巣機能が低下しやすくなります。卵巣に酸素や栄養、脳からのホルモンを届けている血液の循環を良くするように意識しましょう。足を組んで座る、露出が多い服装で体を冷やすなども、血流悪化や引いては卵巣機能の低下に影響がないとは言えません。不妊治療を受ける際にも、血流が良いほど成功しやすいというデータもあるようです。

3 更年期症状には、倦怠感ややる気が起きないなどの症状もあります。そのため、症状がでてから何かを始めようとしても、モチベーションをあげるに苦労するかもしれません。今のうちから運動習慣をつけて、リフレッシュできる方法を見つけておきましょう。運動を行うことで体の温度があがり血流も良くなります。更年期症状には、抗うつ状態など情緒が不安定になる症状も多く現れます。そんな時に自分の気持ちを元気付けたり落ち着かせる方法を知っていると安心できますよね。

日常にヨガを取り入れてみては

10年、20年先も健康でいられる体をつくるには、自宅でできる運動がオススメです。万能な運動といえばヨガ。天候に左右されることなく自宅でも練習できる点や、ポーズの強度を変えられるのでいくつになっても取り組めるのが良いところ。近年はオンラインレッスンや動画配信サイトも増えてきたので、自宅にいながらスタジオと変わらないレッスンが受けられるのも嬉しいですよね。

30代女性にとって更年期は、また先の話かもしれません。しかし、自分の体の問題は、いざという時に知らなかったいっても誰も助けてはくれません。巻き戻しもできないのです。正しい知識を身につけて、自分のためにできることを今から少しずつでも行っていきましょう。

ライター/伊藤香奈
ヨガインストラクター、ヨガライター、会社員。ハワイで全米ヨガアライアンス200時間を取得後、ヨガマット卸業者にて新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成・輩出する。2017年に、ヨガインストラクターのビジネスサポートを行うコンサルタントとヨガライターの活動をスタート。現在はヨガライターの養成にも力を入れている。

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