新米インストラクターあるある?!自分のレッスンがマンネリ化してきたらどうする?

 新米インストラクターあるある?!自分のレッスンがマンネリ化してきたらどうする?
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インストラクターデビューして約半年。自分のレッスンにもだんだんと自信がついてきて、お客様とも沢山コミュニケーションを取れる様になって楽しくなってくる時期ですね。ヨガのインストラクターの仕事に就いて良かったと思う一方で、徐々に自分のレッスンに飽きを感じてきてはいないでしょうか。飽きを感じるという事はレッスン内容を変化させたい、レベルアップしたいと思う心の表れ、このチャンスを活かしてスキルアップをしてみましょう!

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1.他のインストラクターのレッスンを受けに行ってみる

すぐに行動に移しやすいのは、他のインストラクターのレッスンを受けてみる事です。自分の所属しているスタジオでも良いですし、初めて行くスタジオでも構いません。例えば普段パワー系のクラスが多い場合、他のインストラクターのパワー系のクラスを受講してみましょう。ご自身が行っているクラス内容や伝え方、シークエンスに新鮮な気持ちになるでしょう。自分のクラスを行う事にいっぱいいっぱいになってくる時期に、少し視野を広くしてあげる事が大切です。

2.インストラクター以外の人と話をしてみる

特にフリーランスのインストラクターだと個人での行動ばかりになるので、関わる人がヨガ関係の人ばかりになってしまいます。もちろんヨガ関係の人と悩みを共有する事で見えてくる事もありますが、ここはあえてヨガに関わっていない人ともコミュニケーションを増やしましょう。そうする事でヨガをやっていない人はどういう悩みやストレスを持っているのかを知る事が出来ます。またヨガについてどう思うかを聞いてみるのも良いでしょう。そうする事でお客様はどんな気持ちでレッスンを受けているのかヒントを得られます。きっとこうだろうと思っていた事が実はインストラクターの勝手な思い込みだったなんて事もあるかもしれません。

3.ポーズの効果効能のバリエーションを増やしてみる、自分の中でレッスンテーマを作る

周りから刺激を受ける事も大切ですが、最後はご自身のレベルアップをしてみましょう。マンネリ化を感じてしまう原因は、ポーズ毎の効果効能のバリエーションの少なさ・レッスン内容に変化がない事です。最初の頃はどうしても自分が言いやすい、覚えやすい効果効能をメインに伝えていたかもしれませんが、他にはどんなものがあるのか知識を増やしてみましょう。またレッスンの中でダウンドッグが苦手なお客様が多いクラスがあるとします。ダウンドッグを深める為に肩回りをどうやってほぐしていくのか、ハムストリングスの柔軟性を高めやすくするアーサナは何なのかなど、深掘りする事でレッスン内容もグッと内容が濃いものに変化してきます。最初は難しく感じるかもしれませんが、知識が増える事でお客様からの悩み相談や質問にも的確に答えられるようになるので信頼度も上がってくるでしょう。

大切なのは自分だけの殻に閉じこもらない事

まずはマンネリ化を感じたご自身の気持ちを褒めてあげましょう。向上心がなければレッスンのマンネリ化に嫌気は感じません。しかしその一方で、自分のレッスンについてばかり考えてしまうのも良くありません。インストラクターとして成長するターニングポイントに来たと思って、ご自身のスキルアップに繋げてみましょう。きっと自分らしくもあり、新鮮なレッスンが出来たと思える日が来るでしょう。

ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消の為に始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は妊娠中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了

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