ケガに要注意!?おうちヨガで気を付けたいポイントとは

 ケガに要注意!?おうちヨガで気を付けたいポイントとは
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櫻井麻美
櫻井麻美
2019-06-11

ヨガを始めたいけど、スタジオに行く時間がなかなかない…手軽におうちで始めよう!とDVDや動画で練習する方も多いのでは?人目を気にすることなくいつでもできるのはとても便利ですよね。でも、インストラクターが見ていないからこそ気を付けたいポイントもあるんです!果たしてそれはなんでしょうか?

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ヨガスタジオとおうちヨガの違いって?

ヨガを始めたいけれど、近くにスタジオがなかったり、時間が合わないということも。そんな時、おうちでできるDVDや動画でヨガを楽しむ人も増えたのではないでしょうか?動画サイトではたくさんのインストラクターによる配信もあり、近年とても充実してきています。これがあればヨガスタジオはいらないんじゃない?と思う人もいるかもしれません。でも実は、そんなことはないんです。スタジオだからできることが、やっぱりあるんです。

ヨガスタジオと動画配信などのおうちヨガの違いは、実際にインストラクターが見ているかどうか。ここがとても大事な点です。おうちヨガでは、あらかじめ録画されたものなのでレッスンがどんどんと進みます。ポーズをとっている時に手間取っていたり、うまくいかなかったりしても、動画は止まってくれません。こちらのペースに関係なく進んでいくので、何かにつまづいてしまうとついていけなくなってしまうことも…なんとなくついていくだけで、細かい体の動かし方を理解することを妨げてしまうこともあるのです。

スタジオレッスンでのインストラクターの誘導は、参加される生徒さんの様子を見ながら進みます。生徒さんがわからなそうにしていれば、少しゆっくりペースを落としてみたり、間違った体の使い方をしていれば正しい体の使い方をその都度伝えてくれたりと、参加される人たちに合わせて必要な言葉がけをします。また、アジャストメントによって実際に体をサポートしてくれることもあるかもしれません。これが、大きな違いです。動画配信などもとても便利ですが、丁寧な解説がない上級者向けのものがたくさんあります。自分のレベルに合わせた解説が、しっかりされているものを選んでみてくださいね。

ケガをしないために注意するべき大切なこと

そしてもうひとつ、専門知識がある人が見ていないヨガの練習は、自己流になりすぎてケガをしてしまうことも…体が正しく使えていないのにお手本と同じようにやろうとすると、体に負荷がかかりすぎてしまいます。少しでも違和感や痛みを感じた場合はやらない方がベター。どうしてもチャレンジしたいポーズならば、インストラクターに教えてもらいながらやってみましょう。中でも、体を後ろに反らせる後屈系のポーズには特に要注意!ケガをする人が多いポーズです。無理なく体を動かすために、以下のことに気をつけましょう。

1.腰に痛みがあったら必ずポーズを緩める
2.お腹をへこませるように力を入れながらポーズをとる
3.お手本と比べないで自分の心地よいところでキープする

この3つを気を付けるだけでもだいぶケガのリスクは減るはずです。適切な動画や解説を選び、無理なく自分のペースで行う。これらのポイントを押さえて、気軽にできるおうちでのヨガライフを楽しんでくださいね!

ライター/櫻井麻美
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働く。既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を抱き、自分の生き方について考え始める。20歳の時にヨガに出会い、その後ヴェーダンタに触れ、共感。自身でも学びを続けながら、地域の教室、スタジオ、オンライン、養成講座など様々な場所でヨガを伝えている。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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text by Asami Sakurai



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