諦めるのはまだ早い? 婚活に疲れた時にやっておきたい3つのこと

 諦めるのはまだ早い? 婚活に疲れた時にやっておきたい3つのこと
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南 舞
南 舞
2019-06-03

結婚をするための活動は【婚活】と言われ、今では婚活のためのマッチングサービスや出会いアプリなど婚活ビジネスもかなり勢いが高まっていますね。でも一方で、「婚活に疲れた」「婚活辞めたい」と言う人たちも増えてきており、【婚活疲れ】という言葉も広まり始めています。せっかく素敵な出会いを求めて始めたことが、嫌になってしまうなんて悲しいですよね。そうならないために、婚活疲れになりそうな時におすすめしたいことを臨床心理学の視点からお伝えします。

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なぜ婚活疲れするの?

「幸せな結婚をしたい」誰もがそう思って婚活を始めたはずなのに、なぜ婚活疲れということが起きてしまうのでしょうか。

① 選択肢が多すぎるから

昔は親が決めたお見合いで結婚することが当たり前でしたが、今は少し事情が変わってきていますよね。出会いを提供するサイトやアプリ、結婚相談所などに登録すれば、短時間で多くの人に出会えます。しかし、たくさんの選択肢の中から一番自分に合う人を選ぶ必要が出てくるため、物理的に時間がかかること、そして自分に合う人を探そうと精神的にも相手探しに目が向くことでしょう。心理学的には【決定回避の法則】と言って、選択肢が多ければ多いほど合理的な選択ができなくなると言われています。なので、候補がたくさんいるほど「もういいや」となってしまう人も多いのかもしれません。

② 「失敗したくない」「失敗できない」という思いの強さから

「結婚は一生に一回だから」と思うと失敗できないという気持ちも強くなりがち。特に完璧主義な傾向がある人や、失敗することへの恐怖が強い人は、失敗しないためにいつもより必要以上に気を遣う、自分の短所を見られないようになど何かと気を揉むことが多いでしょう。それだと精神的に疲れてしまいますね。また、将来的に親や友人たちに紹介することなどを考えると、「この人は周囲からどう思われるかな?」など他者からの評価を必要以上に気にし、自分と合うかどうかよりも他者から見てどうかということが基準になりがちなことも疲れの原因かもしれません。

③ 自分を否定されたような気持ちになるから

せっかく勇気を振り絞って婚活パーティーに参加したり、相手と会う段取りをしてもマッチングしない時もありますよね。その時たまたま自分に合う人がいなかったり、男女比のバランスがよくなかったりと、物理的な要因も大いに関係していると思うのですが、自分だけマッチングしなかった、いつも自分だけ良い人に出会えない状況が続くと「自分が悪いからではないか。」と原因を自分に向けがち。自分が悪いという思いが続くと、自己肯定感が低くなり、自分に自信が持てなくなることも。自分を否定することはとっても傷つきますよね。

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